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アトピーにはボディーソープや石鹸はダメ? 【大阪市のアトピー治療専門 中川治療室】

アトピー
2020年12月2日

Contents

アトピーにはボディーソープや石鹸はダメ?

現代病と言われる『アトピー性皮膚炎』

日本のアトピー患者さんは数百万人もいると考えられています。

そして、多くの間違った健康情報が飛び交っており

当院にも

〇〇液を使って悪化した

〇〇剤を塗って酷くなった

〇〇薬を飲んで痒みが強くなった

など

このブログによりアトピーへの正しい理解が深まれば幸いです。

健康な肌は『弱酸性』

本来、健康な肌は『弱酸性』です。

黄色ブドウ球菌などの細菌を異常増殖させないために『弱酸性』に保つことが

とても重要です。

アトピー患者さんの肌は『アルカリ性』に傾いていることが報告されています。

肌がアルカリ性に傾くと黄色ブドウ球菌が繁殖して、皮膚の炎症を起こしやすくなります。

アトピー肌には『弱酸性』の物を使う。

ほとんどのボディーソープや石鹸は『アルカリ性』です。

アルカリに傾いた肌にアルカリ性のボディーソープや石鹸を使うことで肌フローラのバランスが崩れ

さらに痒みが酷くなる可能性があります。

『無添加』『オーガニック』なら大丈夫?

無添加やオーガニックであっても、アルカリ性であれば肌に負担がかかってアトピーが悪化する場合があります。

裏の成分表示をみて『弱酸性』であることを確認しましょう。

子供用のボディーソープや石鹸は『弱酸性』が多くあります!

最後までお読みいただき有難うございました。

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なぜ、糖質でかゆくなるの? 【大阪西区のアトピー専門整体 中川治療室】

アトピー
2020年11月20日

Contents

なぜ、糖質でかゆくなるの?

アトピーで悩む人、必見 

糖化・酸化・炎症とアトピーの関係がわかる!

甘いものはアトピーによくないけど・・・(T_T)

わかっていても食べたくなっちゃいますよね。

でも、この記事を読んでもらうと「甘いもの止めようと!」とおもちゃいますよ。

 

糖質を食べるとなぜかゆくなるのか?

今から糖化・酸化・炎症を解説しながら説明してきますね。

糖化、酸化、炎症と医学用語だけ並べると、ちょっと難しく感じるので

簡単に説明すると、甘いものを食べると体が酸化して炎症が起こるということです。

今から話す内容をゆっくりと読んでみてください。

どの段階でかゆみを作っているのか?が自分でわかるようになります。

では早速、書いていきますね。

 

糖質は体を焦がす!

糖質をとると最短15分ほどで血中の糖が増えます。 

いわゆる血糖値が高い状態です。

血糖値が高いと、タンパク質に糖がくっつき、そのタンパク質を劣化させます。

これが糖化です。

水分を除くと人の体のほとんどはタンパク質でできているので、糖化は全身で起きます。

赤血球:酸素を運べなくなる

皮膚:ターンオーバーができない

皮脂腺・汗腺:うまく機能しない

血管:動脈硬化

さらに、血行が悪いところや毛細血管が傷ついているところは糖化しやすいです。

そして、糖化が進むとそのタンパク質はAGE(終末糖化産物)という焦げになります。

この焦げがあとで厄介になってきます(T_T)

 

体内で起こる酸化とは?

人は呼吸するだけで常に酸化しているので、体中おこげを作ています。

リンゴの切り口が空気に触れて茶色になっていくのも酸化です。

この酸化に関わってくるのが活性酸素です。

活性酸素は体を守る役割もありますが、増えすぎると体を酸化させてしまいます。

この増えすぎた活性酸素を除去してくれるのが、SODという抗酸化作用のある体内酵素です。

つまり、活性酸素が増加しても抗酸化力が勝っていれば、極端な酸化も防げるということです。

活性酸素もバランスが大切ということですね。

次は糖化が酸化をすすめてしまうという話です。

糖化が酸化をすすめてしまう理由は次の2つです。

①SODの抗酸化力の低下

実は抗酸化酵素であるSODもタンパク質なので、糖化の影響を受けます。

すると当然、抗酸化力も失ってしまいます。

SODが抗酸化力を失ってしまうと、活性酸素が増えてしまい、酸化がすすんでしまいます。

②AGEで活性酸素の増加

GEで活性酸素の増加AGEは酸化してできたものなので、これ自体が活性酸素を発生します。

SODが抗酸化力を失っているので、この活性酸素を処理することもできません。

まさに歯止めが利かなくなっている状態ですね。

 

そもそも炎症とは?

炎症と聞くと悪いイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか。

確かに炎症は痛かったり、熱がでたりと不快な症状があるのでイヤですよね。

でも炎症は細菌・ウイルス・異物から体を守ったり、傷ついた体の修復しようとする生体のにとって必要な反応なんです。

風邪で喉が腫れたり発熱させてウイルスと戦うための免疫反応です。

この炎症反応がないと人は細菌感染しても、傷から菌が入っても分からず死んでしまします。

炎症は体にとって必要な反応であるということを覚えておいてください。

酸化物から炎症へリンゴは切り口が酸化しても、炎症を起こすことはありません。

これは当然ですよね。

でも人間の場合、酸化したところに対して炎症を起こします。

なぜなら人間には免疫システムがあるからです。

酸化物に対して免疫が働いてしまうのです。

糖質以外でアトピーで関係してくるのは

「油」です。

特にサ〇ダ油は酸化すると過酸化脂質になり、細胞膜に付着して異物として扱われます。

その異物を排除するために体は免疫を働かせ炎症を起こします。

「油がアトピーの原因」というのを、みなさんも聞いたことがあると思いますが、実際に外食や油ものを制限すると炎症も落ち着きます。

そのメカニズムは油が酸化し、皮脂腺で炎症を起こしているからです。

あと、チョコやポテチはダメだけど和菓子ならいいというのも聞いたことないですかね。

チョコは脂質と糖質、防腐剤が入っているので、炎症を起こしやすいんです。

でもだからといて、和菓子な食べていいというわけではありません。

和菓子でも塩と砂糖が使われているので血糖値は上がって、糖化は起きます。

糖質を減らすのもそうですが、酸化しやすい油をとらないのも、かゆみを減らす1つの方法です。

まとめ

今回、伝えたいことは、糖質を全く食べてはダメということではなく、どの段階でかゆみを起こしているか?をわかるようになって欲しいということです。

血糖値を上げやすい食事をしていないか?

酸化しやすい油をとりすぎていないか?

すでに酸化した油をとっていないか?

体が硬くて血行が悪くなっていないか?

抗酸化作用のある食材を食べているか?

メカニズムを理解して、自分で考える力を身につけてみてください。

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アトピーの原因と治療法 【大阪市西区 アトピー専門整体 中川治療室】

アトピー
2020年11月16日

Contents

アトピーの原因と治療法

もはや日本のアレルギー人口は半分に届こうとしています。

中でもアレルギーの代表であるアトピーだけで分かっているだけで60万人

もうすでに隠れアトピーの人が1200万人いると推測されています。

まさに日本は世界一のアレルギー大国となっているわけですが、アレルギー大国から抜け出すためには、アレルギーとは何かを知らなければなりません。

もちろん、いまさらステロイドや抗アレルギー薬の嘘は書きません。

アトピーの本態は化学物質過敏症かも?

アトピーの第一の原因は化学物質です。

しかし原因はそれだけでなく複雑な問題が多く絡んでいます。

ほかの誘因として砂糖や精製穀類、乳製品、GMO(遺伝子組み換え食品)、腸内細菌異常、精神面、ライフスタイル、ストレスなどがあげられます。

これらは化学物質ではありませんが影響してきます。

まずは添加物、農薬、経皮毒、電磁波、放射能、人工甘味料、MSG(うまみ調味料)、トランス脂肪酸などを避けるのが一番です。

またアトピーの大半は精製品によって助長されます。

だから砂糖などはダメです!

いい栄養をしっかり摂ると同時に、悪いたまった慢性毒性物を外に追い出すことが必要になります。

食事療法を取り入れている方はデトックス効果のある食品を取り入れてみてはどうでしょうか?

デトックス食材

最近流行っているのがデトックスですが、以下は有名な日経ウーマンが発表した、解毒野菜果物ランキングです
第1位 菜の花
第2位 タマネギ
第3位 ホウレン草
第4位 小松菜
第5位 トマト
第6位 ブロッコリー
第7位 ジャガイモ
第8位 キャベツ
第9位 ニラ
第10位 アボカド
 
アトピーの脱ステロイドはなかなか難しいく、一人では解決できない所でもあります。

アトピーは単に化学物質だけでなくステロイド耐性や腸内細菌の問題、そして精神面が皮膚に出やすいという複数の問題を抱えています

なのでアトピーはこれらを複合して治療していく必要がありますし、本人が「あぜ自分のアトピーが良くならないのか?」

「どうすれば良くなるのか?」アトピーを生み出している原因を知らない限り情報だけ追っていてもなかなか難しいことが多いです。

そのために正しい情報医療をうまく利用するしかありません。

正しい情報医療とは・・・

自分の身体に本当に必要なものが何なのか?を知ることです。

これは身体的な意味もあるし精神的な意味もあります。 

アトピーで悩む方へ、アトピーは決して治らない病気ではありません。

今、必要なことは自分の身体のことを本当に分かってもらえる先生に出会うことです。

そこからスタートです。

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