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保湿依存に陥っているあなたへ!【大阪市西区のアトピー治療専門 中川治療室】

アトピー性皮膚炎
2020年12月23日

Contents

保湿依存に陥っているあなたへ!

毎日、保湿しても肌はカサカサで突っ張るし・・・

 

保湿をしてもしなくても同じやし

 

でも保湿しないと怖い・・・

 

と心配しているあなた

 

それ、もう保湿依存ですよ!

 

ここでは保湿依存について、くわしく解説していきますね。

 

この保湿依存を理解することで、あなたのアトピーが難治化するのを防げることが出来ます。

 

保湿依存について悩みがある人は、ぜひ読んでください。

 

保湿依存の肌ってどんな状態?

保湿依存の肌は文字通り、保湿剤に依存している肌のことです。

 

定期的に保湿をしないと、乾燥、かゆみ、突っ張って痛いなどの症状が出るから怖いから塗る。

 

とくに入浴後は皮脂が落ち、水分が飛ぶので、肌の乾燥が強くなります。

 

保湿依存に陥ってしまっている人は、肌の乾燥やかゆみなどの症状がつらく、保湿せずにいられません。

 

保湿をあまり使ってない人は、「少し乾燥してるから今日は保湿しとこうかな」という程度だったりします。

 

どうして保湿依存になるの?

どうして保湿依存になるかというと、保湿剤で肌が潤っていると勘違いしていて塗ることが当たり前になっている。

 

逆で保湿剤を使うことで肌自身の保湿力が弱まってしまうことを知らないだけです。

 

よく、

 

保湿は肌を甘やかしてしまう。

 

と言われますね。

 

この理由を否定するお医者さんもいますが、私は今までの臨床経験からこれは事実です。

 

最初は軽い乾燥肌でも、強い保湿作用のある保湿剤を塗り続けていると、乾燥肌はひどくなり、保湿依存も強くなります。

 

ここに注目です。

 

高い保湿作用のある保湿剤には乳化剤がふんだんに使われているので皮脂を根こそぎ取られてしまいます。

 

乾燥肌はしっかり保湿!を鵜呑みにしてはいけない

 

アトピーの人は生まれつき乾燥肌だから、保湿剤が必要!

 

いいえ、違います。

 

保湿してるから乾燥肌なんです。

 

なんでもかんでも今までの常識を信じて、同じこと繰り返すだけで思考停止するのはやめましょう!

 

体は環境に適応する能力を持っています。

 

保湿しないで乾燥状態にしていれば、今まで使っていない肌を潤す能力が高まってきます。

 

ただ、不規則な生活、栄養過多、運動不足で血行が悪い人は、なかなか乾燥肌が治りません。

 

そういう人は、まず肌の血行をよくすることが必要です。

 

保湿依存は治るの?

保湿依存は次のことに気をつけると治せます。

 

脱保湿

水分補給

栄養

運動

スキンケア

生活習慣を変える

 

いま保湿剤が欠かせない人にとっては、信じられないかもしれませんが、最終的にどんな人でも保湿剤は不要になります。

 

保湿を続ける人には

現状維持 or 難治化の未来しかない

 

保湿剤で肌を甘やかしている限り、肌がよくなることはなりません。

 

むしろ、保湿依存が強くなり難治化して何をしても治らないと諦めるのが目に見えてます。

 

難治化したアトピーは赤黒く、像の肌のようになってゴワゴワで異常にかゆいです。

 

その難治化した状態で急に脱保湿すると、リバウンドは激しくなります。

 

保湿依存を治すなら、絶対早めがおすすめです。

 

それでも保湿をやめるのが怖い人へ

何年も保湿してきた人にとって、保湿をやめるのは怖いかもしれません。

 

その気持ちも分かります。

 

保湿をやめると肌がガビガビになり、皮がボロボロ落ちるので気持ちも落ち込みます。

 

ひとの目も気になり、外出するのも嫌になるかもしれません。

 

ただ、こんな未来を想像して悩み続けても、未来はなにも変わりません。

 

何年も同じことをしてきて治る手ごたえがないなら、これから先同じことをしても治るとは思えません。

 

ひとりで悩むのに疲れた人は、中川ご相談ください。

 

お力になれると思います。

 

最後までお読みいただき有難うございました。

アトピーの痒みは食品で改善する! 【アトピー専門 大阪西区の中川治療室】

アトピー
2020年12月18日

アトピーの痒みは食品で改善する!

とりあえず食品を買う時にラベルを見ないという論外な人は置いといて、見方にも少しコツがあるのでお伝えさせていただきます。

一番重要なのはラベルがある商品(加工商品)を買う数を減らすことです。

 

ラベルを見て危険を回避するのは大事ですが、本来ラベルを見ないで食品を買って、料理をし食べるということが自然です。

そういう前提で読んでください。

 

ラベルに書いてある原材料の数が少ない方が大概は安全な品です。

 

アミノ酸と書いてあるものはほとんどがグルタミン酸ナトリウムで、これはうまみ調味料として有名で、

炎症が止まらず、特に慢性的な痛みを引き起こすという研究結果もあります。

 

なぜそういうものを入れるかというと味を錯覚させ、長く買ってもらうためです。

 

植物油脂とか書いてあるものを見ればほとんどがトランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸=マーガリンやショートニングではなく、サラダ油やドレッシングや加工食品など様々なものに入っています。

 

異性化液糖とか異性化糖というのは遺伝子組み換えで作られた毒の糖です。

 

添加物とか甘味料と書かれているものは大概が毒だと思ってもらえばいいです。

 

農薬に関するものは当然ほとんど表記されません。

農薬に類するものはシャンプーやリンスや洗剤などに入っています。

 

ラベルの四個目以降に書かれているモノには、遺伝子組み換え食品を使っても表示義務はありません。

ビタミンC(アスコルビン酸ナトリウム)と書いてあるものは酸化防止剤ですが、すでに酸化したビタミンCが入っていることになり体にはよくありません。

 

乳化剤と呼ばれるものがよく入っていますが、この中に入っているのは一種類ではありません。

PH調整剤と呼ばれるものもよく入っていますが、これもまた一種類ではありません。

これらは呼び名を変えて印象をよくするためにやっているので、ラベルに載っている原材料名が少ないからと言って、油断するとたくさんケミカルものを取ってしまいます。

 

ラベルの中に「たんぱく」なんて言葉が入っていたら、それは良いものではなく実は悪いものがほとんどです。

 

香料というのも危険なものがかなり紛れ込んでいます。

○○エキスというのも本当にエキスを取っている食品は少数でしかありません。

 

発酵なんて書いてあってもむしろ化成物質が多いです。

 

あげだすとキリがなく、日本の食品表示は世界一ザルだと言うことを知ることです。

 

一番良いのは加工食品を買わないこと、日々の積み重ねがアトピー改善につながります。

 

最後までお読みいただき有難うございました。

アトピー性皮膚炎:ステロイド外用薬について 【大阪西区のアトピー治療 中川治療室】

アトピー
2020年12月14日

Contents

ステロイド外用薬について

 

まず、この世に「副作用」などというものは存在しません。

 

これは重要な視点ですが、すべての薬が持っている作用と副作用に違いはありません。

 

薬の効果として自分たちにとって都合の良いものだけを作用と呼んでいます。

 

そして、身体にとって都合の悪いものを副作用と呼んでいるだけなのです。

 

その薬が持っている効果というのはすべて作用となります。

 

ステロイドは何をするお薬?

 

ステロイド外用剤の作用で重要なものは“抗炎症作用=火事を止める”ことです。

 

湿疹やアトピー性皮膚炎で皮膚が赤くなったり、カサカサしたり、じゅくじゅくしたり、かゆみが出るのは、皮膚の表面で炎症が起こっているためであり、ステロイド外用剤はこの炎症をしずめる作用があります。

 

ですが、みなさんが最も気にされるのは副作用だと思います。

 

ステロイドの副作用

皮膚萎縮:皮膚がうすくなり、弱くなる。

毛細血管の拡張:皮膚の毛細血管が太くなり、透けて見えて、周囲と比べて赤くなる。

色素脱失:メラニン色素が少なくなり、皮膚が白っぽくなる。

多毛:産毛が太くなる。

ステロイドざ瘡:ニキビができてくる。

皮膚の真菌感染:水虫やカンジダなどのカビがつきやすくなる。

 

ですが、上記は全てステロイドの作用です。

 

ステロイドは炎症を止める薬でもありますが、皮膚の免疫を低下させて感染症を起こしやすくなる薬でもあり、毛細血管を広げて赤くなる薬でもあります。

 

最初からそのような作用を持っているということです。

 

薬の添付文章に副作用に関することが書いてありますが、その書き方がすでにおかしいです。

 

自分たちの都合で分けているだけです。

 

身体に効果的なものを作用と呼び、都合の悪いものを副作用と呼んでいるにすぎません。

 

実際には、それがうまく活用できたとしても、対症療法として抑えることや刺激したりすることを部分的にしているだけの話で、身体にとって良いことは一つもありません。

 

本質的な意味で治療とは一体何なのかを考えてみてください。

 

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