アトピー性皮膚炎
2019年04月4日
【春になるとアトピーが悪化する理由】
ぽかぽか陽気が続くし、そろそろ春物に衣替えをしようかな……春はなんだかウキウキする季節です
その反面、
春は自律神経が乱れて、アトピーが悪化します。
「何となくだるい」「疲れやすい」
といった体調不良に陥りやすい季節でもあるのです。
「そもそも、『自律神経が乱れる』とはどういうこと?」と思われる方も多いと思います。
自律神経とは、内臓を動かしたり血液を流したりするなど、私たちの体が意識せずに行っていることを自動的に調整している神経です。
この自律神経は、体を正常に機能させるため「交感神経」と「副交感神経」という2つの
神経がバランスを取りながら働いています。
一般的に緊張モードのときには交感神経が優位になり、リラックスモードのときは副交感神経が優位になります。
この2つの神経の切り替えがうまくいかなくなると自律神経が乱れ、不調が起こります。
では、なぜ春は自律神経が乱れやすいのでしょうか?
1つ目の原因は、環境の変化による緊張、ストレスです。
春は入学、就職、転勤など、生活に大きな変化があることが多い時期です。
誰でも、慣れない環境での生活や初めて会う人たちには緊張してしまいますね。
こうして心身にストレスがかかると交感神経が優位になり、自律神経が乱れてしまうのです。
交感神経が優位になると炎症反応が強くなり、その結果、かゆみが増してしまいます。
2つ目の原因は、春特有の天候です
冬から春へ変わる季節は、毎日の気温の変化がとても大きい時期です
また、「春に三日の晴れなし」と言われるように、春の天候は周期的に変化します😎
これは、大陸からやってきた高気圧が次々に日本上空を通過しその後に低気圧がやってくるというふうに、高気圧と低気圧が頻繁に入れ替わるためです。
気圧が上がると交感神経が優位になり、気圧が下がると副交感神経が優位になります
このように、春は気温と気圧が激しく上下するため、自律神経の調節が追いつかなくなるのです。
特に、春に多い発達した低気圧が来たときに今までは痒みが出ていないところにも痒みが出はじめたり、全身に広がってしまうというかも大勢います。
3つ目の原因は花粉です。
特にアトピーの方には辛い季節ですね。
スギやヒノキのアレルギーがなくても花粉を吸いこむことで体内で炎症を起こしてしまいます。
炎症を起こすと体はそれに対応するために交感神経が興奮するので血管をちぢめる働きがあるため、循環障害をおこして皮膚炎が悪化するんです。
このような理由で、春は自律神経が乱れて体調を崩しやすい時期なのです。
新生活を元気に過ごすためにも
●ストレスをためこまないように心がける
●十分な睡眠をとるよう意識する
●花粉対策をする
自律神経を整える工夫をして春を楽しく過ごしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!(^^)!
中川治療室 院長:中川 展志
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ブログ
2019年02月27日
あゆむ鍼灸整骨院 院長 吉川 歩(あゆむ)先生
吉川先生は奈良県橿原市で鍼灸整体院を開業されており、腰痛・自律神経失調症を得意とする先生です。
県外からも吉川先生の噂を聞いて1時間以上もかけて通う方がおられるほどの先生です。
そんな吉川先生から推薦のお言葉を頂きました。
奈良県の橿原市であゆむ鍼灸整体院をやっております、吉川 歩(あゆむ)です。
アトピーのせいで、やりたいこともできない・もう薬に頼りたくないとお考えでしたら中川先生のアトピー整体をお勧めします。
中川先生の素晴らしいところは技術をもちろんのこと、常に患者さんのことを考えて1日でも早く良くなってもらうためにどのようにすればいいかを追求されています。
私も含め医療に携わるプロの人から目ても、アトピー整体の効果には驚きます。
こちらの症状でお悩みの方は、是非一度中川先生に相談してみてはいかがでしょうか?
きっと力になってくれる先生です。
自信をもって私は推薦させていただきます。
奈良県橿原市 あゆむ鍼灸整体院
アトピー性皮膚炎
2019年02月22日
【アトピー】誤ったスキンケアでアトピーが悪化する!? 春こそ正しい保湿対策を
冬から春になると、お肌の乾燥が気になる人も多いはず。
特にアトピーでお悩みの方は乾燥は肌の大敵なので、この時期は特にスキンケアを念入りに行う必要があります。
しかし、脱保湿がアトピーに良いからと脱保湿をしてしまいアトピーが悪化したという方が大勢来院されます。
よかれと思って脱保湿をしてしまい、余計に肌に負担をかけているとしたら・・・
実は、脱保湿をしてはいけない時期と保湿しないといけない時期があって間違った脱保湿で肌荒れが進行し、アトピーが悪化してしまう可能性があります。
そこで、どんなスキンケアがNGなのかご紹介しますね。
正しい保湿対策や肌にやさしい化粧水選びのポイントなどお伝えしますので、アトピーの乾燥でお悩みの方は要チェックです!
スキンケアのNG習慣
長風呂はアトピーのお肌にNGです!
お風呂でしっかりと湯船に浸かるほうが、保湿効果は高まりますか?
「長風呂すると角質がふやけてしまうので、かえって湯上がりにお肌から水分が逃げやすくなります。また、保湿成分の1つであるセラミドには水に溶ける性質があり、長風呂するとセラミドが肌から出て行ってしまうので、非常にもったいないです」
知りませんでした・・・
「湯船に浸かると血行が良くなる、リラックスしてストレスが減る、といった効果もあるので、一概にダメとは言いませんが。お肌を最優先にするなら、10分程度湯船に浸かるぐらいにして、『手に泡石鹸をつけて、泡で洗い流す』が一番です」
●角質を傷つけると、バリア機能が低下する
では、どういう人が乾燥肌になるのでしょう?
「たとえば、お風呂で体をこすりすぎてしまう人。実は、お肌の表面にある角質にはラップと同じくらいの保湿力があるんですが、50分の1ミリしかない非常に薄い膜なので、こすると垢としてすぐ取れてしまうんです。角質が削り取られるとバリア機能が低下するので、お肌の水分が蒸発して乾燥性皮膚炎になってしまうことは十分にあり得ます。
また、毛を剃る時や脱毛クリームを使う時にも角質を剥がしてしまうことがあるので、そうした原因も考えられます
逆に、どうすればお肌の乾燥を防げますか?
「お風呂で体を洗う時はナイロンタオルを使わないでください。本当は、綿のタオルで洗うのもオススメできません。手や顔を洗うように、体も手でやさしく洗ってあげましょう」
●化粧水は「エタノール」と「尿素」に注意
顔の乾燥対策はどうしたらいいですか?
「基本的にお顔は油分が多い場所なので、乾燥は少ないです。ですがアトピーの場合は顔の乾燥が酷く、間違ったスキンケアをしていることがほとんどなので、化粧水や洗顔方法を見直してみましょう」
化粧水を選ぶポイントをお伝えします。
「『顔から粉がふいて困る』という人は、エタノールが入っていない化粧水を選ぶといいですよ。エタノールが入っていると、肌の表面に水分を浸透させる際に、角質の膜に微細な傷ができてしまいます。お肌の丈夫な人なら『しっとりする〜』で終わりますが、お肌の弱い人だと逆にカサカサの要因になるんです。
また、似たような理由で、尿素も避けたいところ。尿素は肌の表面をちょっぴり溶かしてしっとりさせるので、塗った時にチクチクする人は使わないほうがいいでしょう」
●「美肌菌」を味方につけよう
他にも、すぐに実践できるスキンケアをお伝えします。
「お肌にはもともと、内側から保湿物質を分泌してくれる『美肌菌』という常在菌が住んでいます。美肌菌は角質の細胞と細胞のスキマに入ってお肌に潤いをもたらすとってもいいヤツなんですが、洗顔をしすぎるとこの美肌菌が洗い流されてしまうので、洗顔料を使うのは1日1回にしましょう。
ちなみに、ヨーグルトのホエイ(上ずみ液)には美肌菌を増やす成分が入っているので、ホエイでパックをするのはすごくオススメです。乳酸菌の分泌物でケミカルピーリング作用が少しあるので、毎日やると肌が傷んでしまいますが、週に1〜2回やるとかなりお顔の美肌菌が増えます。」
これからの季節、ますます空気の乾燥が進みますが、正しいスキンケアを実践して、この季節を乗り越えましょう!
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