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太っていても、痩せていても腰痛にはなるというお話です。【大阪の整体 中川治療室】

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2017年02月15日

太っていても、痩せていても腰痛にはなるというお話の記事です。

 

大阪市西区の整体院 中川治療室の中川 展志です。

 

「太っていると腰痛になりやすいんですよ。」

 

病院や整骨院でこういわれて腹が立つ人もいるのではないでしょうか?

 

でもね、痩せている人は腰痛にならないのか?というと

 

そんなはずはありません。

 

少し考えてみてください。太っている人が全員腰痛になっていたら、お相撲さんは全員が腰痛になっていますよね。

 

実際は太っていようが痩せていようが腰痛になる人はなります。

 

では太っている人が腰痛になると世間では言われていますが、その原因はなぜなんだろう?

と疑問に思ったので調べてみました。

 

基本的にはBMIというものがあって、その計算式がこちら↓

 

BMI=体重(kg) ÷ (身長m)2 

適正体重 = (身長m)2 × 22

 

これで適正体重がわかるんですが、ここで太っているという数字がでても

腰痛になっていない人もいるわけです。

 

これってなんで?って考えると多分、悪い生活習慣を送っていることと関係しているんじゃないかなと

 

実は生活習慣と腰痛は関係あるんですよね。

 

悪い生活習慣は、

 

運動をしなかったり、食事をバクバクお腹いっぱいになるまで毎日食べたり、タバコを吸う、お酒を毎日飲むなど生活習慣病になりやすい環境です。

 

生活習慣病 = 自己責任病です。 ホントいい呼び方やと思います。

 

これは腰痛になってもおかしくはない。

 

なんでかというと、僕が今まで診てきた腰痛もちの患者さんの半分以上の人は悪い生活習慣を少なからずしていたからである。

 

あなたは健康な生活をしている自信はありますか?

 

この質問には多くの人がノーというでしょう。

 

僕も偉そうに書いているけど、正しいって思って生きていても健康な生活か?というと自信がない部分もある。

 

たまに、アイスを食べたりもするし、お酒も飲みます。それを完全に辞めようとするとなかなか受け入れられない。

 

そして

 

身近な人 特に友人や家族の中に病気になった人はいませんか?

 

自分は病気になっていなくても 勝手にハゲていくのと一緒で家族が病気になった人がいると、

 

「もしかしたら、自分も病気になるかもしれない」という危機感が出てくる。

でもこれは危機感だけなので普段から気にして生活を送っている人は少ない。

 

そして、案外 指摘してくる人の方が腰痛持ちであったりすることが多い。

 

要は他人にそういって危機感をあおって自分が安心感を得ている。

 

たまに化粧を落としたスッピンをみて、詐欺だーと言う彼氏もいるが、お前も大したことないだろうがと

売り言葉に、買い言葉でお互い様である。

 

そして腰が痛いという事を相手に言うと、「体重を落としたら」って・・・

 

それでも、体重を落としたところで腰痛は治らない事の方が多い。

 

そもそも腰痛の原因なんて日常生活の中に隠されている。

 

腰が痛くて初めて今まで通りの動作が出来なくなって、座っていると痛いとか、腰を反らすと痛いとか

 

結局は腰痛という結果でしかないです。

 

自分は何もしていないのに腰痛になったもんだから、何かのせいにしたがるのもすごくわからないでもない。

 

自分の頭がハゲたのは親の遺伝のせいだ。と言いたいけれどそれをいっても仕方がない・・・

みたいな感じです。

 

ホントに何もしてないのに腰痛になるなんてまずない。

 

毎日、立ったり、座ったり、寝たりと何もしてないことはないですもん。

その何気ない動作の一つ一つの積み重ねが腰痛を呼んでいるんですよ。

 

実際、腰痛であろうがなかろうが 太っているのはよくない。

メタボリックシンドロームとかよく聴くでしょ!

 

でも腰痛かどうか?というのは全く関係がない。

 

太っていても腰痛にならない人もいるし、仮に太っていても腰痛は治るから。

 

もし痩せないと腰痛がなくならないと本気で思っているのなら一度ダイエットをしてみるといい。

多分、腰の痛みは消えない。

 

しかし太っている事でこんな問題はある。

 

まず、太っていると膝には負担がかかる。

 

腰痛がない人も膝には負担が来る人はいる。

たまにちょっと階段を上り下りするだけで膝に痛みが出る人はいる。

 

こういった人はそこで初めて「体重を落とさないとなぁ」と実感すると思う。

 

体が硬いから腰痛になるという疑問点

 

ふだんからストレッチしてないから腰痛になるという人がいる。

しかし逆にストレッチをしていても腰痛になる人もいる。

 

普段から柔軟していれば、腰痛にならないわけではない。

 

現にヨガのインストラクターも腰痛で当院に通っている。

その人に聞くと、「普段からヨガもしてるし、腰に痛みが出るなんて・・・」

 

それは、曲がりやすい方、伸ばしやすい方があるのか?と聞くと

必ずと言っていいほど、右が伸ばしやすいですとか左が曲げやすいですとか言いますね。

 

これは、どういうことかというと 左右で同じように曲げ伸ばしが出来ない体の左右差があるんです。

 

その左右差がある状態で伸ばしたり曲げたりするから、負担が強い所は早く壊れますよね。

 

筋力不足から腰痛になるという疑問点

 

運動不足だと腰痛になるという人がいるが、

運動している人でも腰痛になるし、まったく運動してなくても腰痛にならない人もいる。

 

だから運動不足だからといって腰痛になるとは限らない。

 

例えば運動していなくて腰痛になった人が、もし運動しなくても腰痛が治ってしまったらどうなるだろうか?

 

実際「運動不足」と言われた人たちが良くなっている過程をみると、「運動不足とあまり関係ないかも」と感じてしまう。

 

そんなことはない。運動すれば腰は痛くなくなると思っているんであれば、腰が痛いのを我慢して運動してみてはどうだろうか?

 

ますます、痛みが強くなると思うのは僕だけでしょうか?

 

それではどうやったら腰痛は解決するのか?

 

腰痛が起こっている原因をしっかりと探すしかありません。

 

大体の人が何もしてないのに痛くなって。いつのまにか痛くなっていて。

 

というひとが多いんですけど、実際はちゃんと原因がありますから。

 

例えばソファで寝転んでテレビを見ている、テレビを真っ直ぐに見てない、スマホを見ている、足を組むなど

 

つい楽だと思う姿勢をしてないですか?

そのまま楽だと思う姿勢で、その状態でまったく動かずにいてみてください。

 

こういった場合は太っているとか痩せているとか関係なく、腰がだるくなったり、中には首も痛くなったりと姿勢の問題で腰痛は起こり得ます。

 

まとめ

 

太っている人・痩せている人 同じように腰痛にはなり得ます。

 

そして柔軟していても、運動していても腰痛になる人はなります。

 

それじゃ、どうやれば腰痛が治るんねん・・・

 

腰痛になってしまった本当の原因を治療できる所に行くことです。

 

 

椎間板ヘルニアで手術まで考えていたTさま 高槻市在住 男性の症例報告【大阪の整体 中川治療室】 

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2017年02月7日

こんにちは。

 

大阪市西区の整体院 中川治療室の院長 中川 展志です。

 

本日は『椎間板ヘルニアで手術まで考えていたTさま』の症例報告です。

 

当院へはホームページを見てのご来院でした。

 

エレベータから降りる姿を見て驚きました!!

 

杖をついて、一歩 歩くのにも左足をつく度に痛みで立ち止まりながら歩かれていました。

 

玄関から受付まで歩くのにも痛みで顔をゆがめていました。

 

お話を聞くと、昨年の11月にビリっとした痛みが左のお尻からふくらはぎに出て、その後 激痛で動けない状態になりました。

 

病院でMRIを受けたところ、『腰椎椎間板ヘルニア』と診断されました。

 

治療としては痛み止めの薬、ブロック注射と近くの整骨院での治療を受けてきたとのこと。

 

それでも、痛みはまったく改善しませんでした。

 

服を着たりするのも激痛で自分で出来ず、知り合いの方に手伝ってもらいながら日常生活を送ってきていました。

 

夜も、痛みで眠れず 睡眠薬でどうにか寝ている状態だとお話くださいました。

 

来院当日、『これでも今日は 少しましなんです』と・・・

 

初回治療前の写真です ↓

 

施術3回目の写真です ↓

 

 

写真を見ていただくと分かると思いますが、腰椎椎間板ヘルニアによる痛みやシビレがある状態は

 

体が歪んでいます。

 

ですが、そのゆがみを整えることで、施術3回目の写真を見ていただくと

綺麗に立っているのが分かると思います。

 

歪んでいるということは、痛みで歪んだ姿勢しか出来ないということです。

 

その歪みを整えることが出来れば、今の激痛から解放されますよ(^v^)

 

朝、起き始めに腰を前かがみにすると痛い理由を知っていますか?【大阪の整体院 中川治療室】

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2017年01月26日

朝、起き始めに腰を前かがみにすると痛い理由を知っていますか?

 

腰を前かがみにする動作ってよくしますよね。

 

例えば、物を拾うとき・靴やズボンを履くとき・掃除をするとき

 

腰に痛みがない時はなんでもない動作で痛みが走って、それが長い間つづくと不安になりますよね。

 

今回は特に朝、起き始めに腰を前かがみにすると痛い理由について述べたいと思います。

 

そして、その改善方法についてもお話をしていきますね。

 

なぜ、朝、腰を曲げると痛みが起こるのか?

 

その原因は1つではありません。

 

深くかかわってくるのが、腰周囲の筋肉です。

 

病院でレントゲン撮影をしても特に原因がないのに痛みが続くのであれば、腰の周りの筋肉が寝てても緊張している可能性があります。

 

腰を曲げたとに使われる筋肉は脊柱起立筋や広背筋、大臀筋や中臀筋などのお尻の筋肉、大腿四頭筋やハムストリングスなどの足の筋肉も関係しています。

 

1:脊柱起立筋とは?

背骨の両横に沿うように走っている腸肋筋・最長筋・棘筋をまとめて脊柱起立筋といいます。

 

この脊柱起立筋は骨盤から首まで通っている筋肉で、姿勢を維持するために必要な筋肉で、

 

抗重力筋といって体を支えるための大切な筋肉の1つです。

 

この筋肉が硬くなると背中を丸めたり、腰を前ががみにすると腰痛の原因になる重要な筋肉です。

 

2:広背筋とは?

背中の表面にある大きな筋肉で、骨盤から起こって腕の骨までつづく筋肉です。

 

手を後ろに上げる時に使う筋肉で、この筋肉を鍛えることで姿勢もよくなって、背筋も伸びるので疲れにくい体になります。

 

骨盤から腕の骨にまでつづく大きな筋肉なので、柔軟性がなくなって硬くなってしまうと、腰を前にかがめにくくなり、

 

無理やり腰を曲げると痛みを引起こすようになります。

 

バンザイをした状態で、左右に体を曲げるストレッチが効果的です。

 

3:大臀筋とは?

お尻にある表面を覆っている大きな筋肉です。

 

足を後ろに蹴り上げる時に、大きな原動力となる筋肉ですが、骨盤を軸としたときに、上半身が傾きすぎないように支える重要な筋肉でもあります。

 

この筋肉が過度に緊張したり、弱くなってしまうと歩行や日常の姿勢が悪くなってしまい、俗に言う老化現象が起こりやすくなります。

 

なぜ朝の起き始めに前かがみにすると腰が痛むのか?

 

寝ている姿勢が悪いのか? ベッドが悪いのか? または、体の歪みのせいで真っ直ぐ寝れていないのか?

 

答えは・・・

 

『体の歪みのせいで真っ直ぐねれていない』からです。

一度、仰向けに寝てもらって 両足のつま先が右と左で傾きが違っていたり、どちらかの足が外がわにある場合は

 

体が歪んでいます。

 

本来は真っ直ぐなはずが歪んで寝ているので、リラックスできず筋肉が緊張しているから、朝起き始めに

 

体を前かがみにすると緊張状態の筋肉が急に伸ばされるから、腰に痛みが出るんですね。

 

なぜ体の歪みが起こるのか?

骨盤と背骨のゆがみは筋肉の緊張とは切っても切れない関係にあります。

 

『ゆがみ』と聞くと骨が歪んでいるとイメージしてしまいますが、骨がゆがむ病気は病院に行かないと解決はしませんよね。

 

なので、体が歪む原因は左右の筋肉のアンバランスです。

 

例えば、テントを想像してもらうと分かりやすいです。

 

真ん中に支柱があって、左右のヒモが均等に引っ張っていると真っ直ぐ立ちますが、右のヒモを引っ張ると

 

テントは右に倒れてしまいます。 次に左のヒモを引っ張るとテントは左に倒れてしまいますよね。

 

体も一緒です。

 

右の筋肉が引っ張ると体は右に倒れ、左の筋肉が引っ張ると体は左に倒れてしまいます。

 

その引っ張られた状態が長期間 つづくと体は歪んだ状態を真っ直ぐだと勘違いしてしまいます。

 

それが『体の歪み』です。

 

普段の姿勢・歩き方・立ち方など 日常の癖が体の歪みを作ってしまうんですね。

 

まとめ

 

朝起きて、腰を前かがみにすると痛みが続く原因は、『体のゆがみ』があるからです。

 

この、歪みを整えない限り 朝の腰の痛みが続く結果となります。

 

これを改善するためには、体の歪みを専門としている整体院に行くことをお勧めします。

 

 

 

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