中川治療室のブログ

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2017年06月3日
【腰痛持ち必見!】 職業別、腰の痛み解消講座・中腰で重い荷物を持つ人偏
宅配業や倉庫で荷物を取り扱う仕事が多い人、移動式販売職の人、それに建築現場で働く人など、1日に何度も中腰になって重い物を持ち上げることが多い。というあなたへぜひ実践していただきたい荷物のもち方です!
中腰を何度も繰り返す労働環境にいる人に多いのが腰痛です。
そんな方に、腰を痛めにくい荷物の持ち上げ方と、腰へのストレスをためないケアの方法をご紹介します。
中腰(前かがみ)で荷物を持ち上げるのは腰への負担はMAX!
荷物を持ち上げる時、私たちは必ず前かがみになります。
前かがみの姿勢をくり返すことで、なぜ腰痛の原因となるのか?それを理解するために、まず背骨の構造を知っておきましょう。
人間の背骨は、椎骨(ついこつ)という骨が縦に積み重なってできており、椎骨と椎骨の間には「椎間板(ついかんばん)」と呼ばれるクッションの役割をする軟骨があります。
体を前や後ろに反らす動きの時、椎間板は骨と骨の間で変形しています。
例えば、体を前屈(前かがみ)すれば椎間板のおなか側は押しつぶされて薄くなり、背中側は厚みが増します。
体を後屈(うしろに反らす)すればその逆となります。

そして、椎骨は全部で合計24個あります。
首の部分を「頚椎(けいつい)」といい、7個の骨で構成されています。その下に「胸椎(きょうつい)」が12個、さらにその下に「腰椎(ようつい)」が5個あります。その椎骨は首から腰がS字カーブを描いています。

中腰(前かがみ)の動作というのは腰の前カーブがなくなり、背中と同じ後ろカーブになります。
そこで、一番負担のかかるのが腰椎の第4番目と第5番目の間の椎間板です。
荷物を持ち上げる動作を頻繁にくり返すことが多いと、その椎間板が潰され、腰痛という症状は強く出やすいのです。
もちろん、荷物が重ければ重いほど、腰への負担は大きくなります。
【よい荷物の持ち上げ方はスクワットの動作と同じ】
荷物を持ち上げる時、やってしまいがちな持ち上げ方は荷物から離れて立ち、膝より腰を曲げて持ち上げます。
これでは腰に大きく負担をかけてしまいます。
<悪い荷物の持ち上げ方>


腰への負担が少ない荷物の持ち上げ方は、スクワット動作です。
<よい荷物の持ち上げ方>


コツは・・・
● 荷物の直ぐ近くに立って、両足を肩幅くらい開きます。
● 腰を伸ばしたまま、両膝を深く曲げるか立て膝にして、腰を下ろします。
● 上体をまっすぐにして、その姿勢のまま荷物を体に引きつけ、足の力で立ち上がります。
※ 荷物を降ろす時も、腰を伸ばしたまま膝を曲げて降ろします。
このような持ち上げ方をすると腰への負担が軽くなって、腰痛の予防になります。
しかし、何も意識せずに前かがみの動作をくり返すことで腰には強いストレスがかかっています。
そのストレスに耐え切れなくなる前に体が痛みというサインで教えてくれているんです。
そのサインを無視して、頑張ってしまうと・・・

ぜひ、腰に負担のかからない荷物の持ち上げ方をしてみてください。
痛みが強くなって、動けなくなってしうと仕事も休むことになりますし、治療にも時間とお金がかかってしまします。
ですので、予防が出来るうちに対処していきましょう。
そんな、腰痛を完全克服したいあなたへ・・・
「腰痛専門整体院・中川治療室」
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2017年06月1日
【症例報告】 頚椎椎間板ヘルニアによる首の痛みと右手の痺れ (東大阪市在住の49歳 女性)
東大阪在住の患者様:治療前の状態「座っているだけでもツラい首から右腕にかけての痛みと痺れ」
【来院】
整形外科にて「頚椎椎間板ヘルニア」(頚椎5番と6番)と診断され、ロキソニンと湿布の処方され、一か月間ほど一週間に1~2回のペースで首の牽引治療を受けていた。
それでも、痛みと痺れが改善することはなく「頚椎ヘルニア 大阪」で検索したところ、当院のホームページを見て来院されました。
【既往歴】
・慢性的な首こり・肩こりがあり、マッサージ店や整骨院で揉んでもらっていた。
【痛む場所】
首から右腕にかけての痛みと痺れ


【症状】
来院時の症状は、仕事がデスクワークで、座っての仕事中は常に右腕の痛みと重だるい感じと痺れがあり、仕事に集中できない状態。
特に体を前ががみにする・うなずく・トイレに座る・靴を履く・朝の起き始めなど痺れが強くなる。
整形外科で処方された鎮痛剤(ロキソニン)を飲むと少し痛みがましだと感じる程度で、薬が切れると同じ症状が出て改善はしない。
デスクワークなので座っている時間も長く、痛みと痺れに耐えながら仕事をしていていました。
【その他の症状】
首こり・肩こりは常に感じている。
【検査】
ここまでの痛みと痺れは初めての経験で、「頚部椎間板ヘルニア」と診断されたでとても不安感を持っておられる様子でした。
まず、仕事に集中できるようになりたい。座っているだけでツラい痛みと右腕の痺れから一日でも早く解放されたいという強い気持ちが感じられました。
検査をしてみると、右の胸鎖乳突筋と僧帽筋に圧痛と緊張あり・右の大胸筋鎖骨部に圧痛と緊張ありました。それ以外にも右肩関節と右股関節の可動域制限がありました。
・首を左右に回す動作、特に右に首を回すと痛みと痺れが悪化
・首、肩甲骨の内側に放散痛
・上腕前面~前腕の外側にかけてだるさあり
【治療と経過について】
初回の写真

右の肩が下がって、右の骨盤が上がっているのがわかると思います。
これは、背骨が曲がっているとか、骨盤が歪んでいるということではりません。
「歪み」=「骨が歪んでいる」のは間違いです。
骨が歪むことは決してありません。 それは骨折かまぎれもなく骨の病気です。
話を戻します。
この患者さんの場合は左の僧帽筋が緊張して、右の大胸筋と広背筋が緊張しています。
するとこのような歪んだ姿勢となります。
この歪みを整えるためには無理やり腰を捻ってボキボキしたり、腰を牽引したりするような力任せの治療では間違いなく整いません。
歪みを整えるためには力はまったく必要がありません。
身体にとって自然に歪みを治す刺激を入れるだけで変化をしていきます。
6回目の施術後に突然、自宅で座ってテレビを見ていると、最初と同じような症状。
首から右腕にかけての痛みと痺れがでて、「なぜ、ここまで回復していたのに・・・?」と不安がられていました。
そこで、諦めることなく治療を受けていただいた結果が・・・
8回目の写真

左右の肩の高さと左右の骨盤の高さが揃っているのがわかると思います。
ということは、左の僧帽筋の緊張・右の大胸筋と広背筋の緊張がなくなっている証拠です。
頭は約5~6㎏あります。 その頭を首と肩、背中、胸の筋肉で左右均等に支えている状態が正常です。
左右均等に頭を支える状態に体を整えることで、症状は改善します。
8回目で痺れは若干あるけど、首から右腕のかけての痛みは消失しました。
今まで仕事を集中して出来なかったが、「諦めること治療をしてきてよかったし。治るんだと安心しました。」とうれしい報告です。
10回目の整体治療後に、痺れも消失し今回、「喜びの声」をいただきました。

〇当院へ来られる前はどんな症状で悩んでいましたか?
右腕の痺れと痛み
普通に座っているだけでも痛かったので、食事をしてもおいしくないし、
仕事にも集中できませんでした。
〇それらの問題を解決するためにどのようなことをしてきましたか?
整形外科で1か月ほど首の牽引治療を受けていましたが、あまり改善されず、しびれだけでなく痛みも出来てきたので、知人に「整体に行ってみたら」と言われ、ネットで探しました。
こちらを選んだ理由は仕事帰りに通院しやすかったので単に治療時間が短いと言う点でした。
すみません。 でも正解でした。
〇当院へ来院されて現在の状況は最初とくらべ、どう変化しましたか?
週一のペースで約2か月治療を受け、このままで本当に治るのかなと思った時期もありましたが、今では痛みもなく、しびれも完全ではありませんが、気にならない程度にまで回復しました。
自分ではそんなに姿勢も悪い方ではないと思っていたので、ゆがんでいると言われた時はショックでしたが、今はちゃんと治しておかないとと思い、がんばって通院しました。
アドバイスも無理せず日常生活に取り入れることが出来ることだったので実行できました。
〇最後のあなたと同じ症状でお悩みの方へメッセージをお願いします。
今まで幸運にも大病やケガをしたことがなかったので、大袈裟ですが、普通に生活できることの有難味がわかりました。
これからは、せっかくここまで回復して頂いたので、のど元過ぎればなんとやらにならないように維持していきたいと思います。
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2017年05月30日
【症例報告】 腰部椎間板ヘルニア (56才の女性、守口市在住)
大阪府守口市の患者様:治療前の状態「10年前から続く腰痛、最近では身体を動かす度にズキンと腰に痛みと左足の痺れ。」
【来院】
3/17
整形外科にて腰部椎間板ヘルニアと診断され、ロキソニンと湿布の処方とリハビリを週に1回受けていた。
それでも、痛みと痺れが改善することはなく「ヘルニア 整体 大阪」で検索して当院のホームページを見て来院されました。
【既往歴】
・10代の時にスキー中に横から衝突され、その後から左の腰の痛みがあったが、その後は改善
・10年前から左の腰の痛みが酷くなり、良くなってはまた悪くなるのを繰り返している状態で、最近になって動くたびに左腰に痛みと左足の痺れが出るようになった。
【痛む場所】
左の腰と左足の痺れ

【症状】
来院時の症状は、体を前に倒す(前屈姿勢)と痛みが悪化
特にソファーから立ち上がる・靴下を履く・トイレに座る・朝の起き始めなどの動作で左の腰にズキンとする
痛みが走り、一度痛みが走ると一日中痛みが続き日常生活が困難な状況でした。
痛みが出るのが恐いため、何かの動作をする時はかなりゆっくりと身体を動かしていて、スムーズに出来ない事がかなり辛いようでした。
整形外科で処方された鎮痛剤(ロキソニン)を飲むと少し痛みがましだと感じる程度で、改善はしない。
仕事柄 立ち仕事で体を動かすことが多く、物を拾おうと手を伸ばすだけで腰に痛みが走る状態でした。
左足の痺れは常に感じて、足を地面に付くたびにビリビリとした痺れが足の小指側とふくらはぎの外側に出る。
【その他の症状】
左腕から左手にかけてのしびれとだるさ・片頭痛
【検査】
10年前から続く腰痛で、良くなっては悪くなるを何度も繰り返し、腰部椎間板ヘルニアと診断されたことに対し強い不安感を持っておられる様子でした。
まず、動くたびに腰に走るズキンとした痛みと足の痺れを何とかしてほしい、仕事も続けたい、そして左腕から手にかけての痺れとだるさ、偏頭痛からも解放されたいという強い気持ちが感じられました。
検査をしてみると、左の僧帽筋に筋肉の緊張あり・右の大胸筋と広背筋に筋肉の緊張あり・左の大臀筋と大腿筋膜張筋に緊張がありました。それ以外にも左肩関節と左股関節の可動域制限がありました。
理学検査として・・・
ケンプ徴候(kemp sign) 陽性
下肢拳上テスト(SLR) 陽性
FALR肢位 陽性
ボンネットテスト 陽性
徒手筋力検査(MMT) 下肢のMMTは左右ともnormalであった。
上記の理学検査により腰部椎間板ヘルニアと梨状筋症候群が疑われます。
【治療と経過について】
初回の写真

右の肩が下がって、右の骨盤が上がっているのがわかると思います。
この歪みこそが椎間板ヘルニアの根本原因なのです。
そして、歪みを作っているのは長年の日常生活の中で何気なくしている同じ動作の積み重ねがここまでの歪みとなります。
この歪みを整えるためには無理やり腰を捻ってボキボキしたり、腰を牽引したりするような力任せの治療では間違いなく整いません。
これまで行っている治療方法は無理に骨盤や背骨を整えようとする方法。
例えば、不細工なのを無理やり化粧で変える感じです((笑))
歪みを整えるためには力はまったく必要がありません。
身体にとって自然に歪みを治す刺激を入れるだけで変化をしていきます。
6回目の写真

左右の肩の高さと左右の骨盤の高さが揃っているのがわかると思います。
4回目で動くとズキンと走っていた左腰の痛みはほぼ改善され、重たい感じが残る程度までになりました。
今まで仕事を続けて行けるかどうか不安だったのが、「ここまで良くなると自信も持てるし治るんだと安心しました。」とうれしい報告です。
そして、左腕から左手にかけてのしびれとだるさは気にならないまで良くなって、頭痛に関しては、1週間に1回感じるまでになっている状態です。
これまで計10回の整体治療をしてきましたが、当院の予約時間に遅れそうになったので四ツ橋駅から走ってこられるまで回復され、今回 「喜びの声」をいただきました。


〇当院へ来られる前はどんな症状で悩んでいましたか?
10年ほど前から、疲れたり、重い物を持った翌日ぐらいから、腰の左側全体が痛く、座ると立ち上がるのにかなり時間がかかり大変でした。
いつもは一週間程で治まっていましたが、今迄にないズキンという痛みが出て、通わせて頂きました。
〇それらの問題を解決するためにどのようなことをしてきましたか?
腰に湿布を貼ったり、炎症をおさえ、腰に負担をかけない姿勢をして、ひざを使って立ったり、中腰での作業には特に気をつかい、教えていただいたストレッチをしていました。
〇当院へ来院されて現在の状況は最初とくらべ、どう変化しましたか?
姿勢も良くなり、長時間 立っていても 以前と比べると疲れにくくなりました。
何よりも腰の痛みがなくなりました。
〇最後のあなたと同じ症状でお悩みの方へメッセージをお願いします。
私は我慢をしてきた為に腰痛がひどくなり、施術を受けることになりましたが、もっと以前に通っていれば、何日も痛みを我慢することがなかったのではと思います。
悩んだり、痛みを我慢せず先生に相談して頂きたいです。
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