アトピー性皮膚炎
2018年12月6日
アトピー性皮膚炎完治への道 自律神経を整える【大阪のアトピー専門治療 中川治療室】
アトピー完治へのために自律神経の乱れを整える必要があります。
自律神経系は人間の免疫系やホルモンなどの内分泌系と大きく関わっていますので、このことを考えてみてもアトピーとは密接な関係があります。
1.自律神経ってなに?
自律神経失調症という病名を聞いたことがあっても、自律神経そのものがどんな働きをしている神経なのか、理解している人は少ないのではないでしょうか?
まず、自律神経は読んで字のごとく自律して動く神経なので自分ではコントロールできず、環境や状況に応じて身体の内部を自動的に調整してくれる神経です。
自律神経には2種類あり、交感神経と副交感神経にわかれます。

簡単に言うと交感神経はアクセルを踏む方で副交感神経はブレーキだと思ってもらうとわかりやすいです。
ちなみにどんな感じで働くか?
みんなで食事などの楽しいひと時は身体もリラックスして副交感神経が働き血流拡張、身体も温かくなり消化機能も活発で、吸収もよくなり栄養が隅々に行き渡ります。
しかし嫌な事や落ち込んでいるときなどはそのストレスに対抗するために食事の時に本来副交感神経に切り替わらないといけないのが切り替わらずにストレスによる交感神経優位が保たれて食事も喉を通りづらい!というふうになり、唾液の分泌や腸の働きも低下して下痢や便秘になりがちになります。
交感神経は血管収縮作用にも働き身体の冷えや栄養が抹消の細胞にも行きにくくなり老廃物の除去もスムーズにいかなくなります。
かといって交感神経は悪いものかというとそうではなく、物事に集中したり活動的になり力を発揮したりストレスに対抗するためには必要な作用です。
副交感神経に偏り過ぎても集中力がかけたり、ヤル気が出なくなったりするので、その切り替えが大切になります。
なんでもバランスが大事といことですね。
2.自律神経系の乱れでなぜアトピーが症状が悪化するのか?
アトピーこそが最大のストレス。
そのストレスに、さらに不安・焦り・憤りなどが加わることで、あなた自身の適応限度を超えてしまって自律神経はよりいっそう乱れてしまいます。
自律神経には免疫系をコントロールする働きがありますので、自律神経の乱れは免疫機能の乱れを起こさせる原因となります。
また、ホルモンを分泌する脳下垂体と自律神経の最高中枢である視床下部は密接な関係がありますから、自律神経の乱れは内分泌系にも大きな影響を与えてしまいます。
自律神経系の交感神経という活動を司る神経がストレスにより興奮すると副腎皮質から糖質コルチコイド(別ステロイドホルモン)が分泌されます。この副腎とういう臓器から分泌されるステロイドホルモンこそが炎症を抑えてくれているんです。
長い期間、自律神経が乱れていると常に交感神経が優位な状態となり、交感神経のアドレナリンが副腎に指令を出してステロイドホルモンが出続けることとなります。
すると副腎が疲労状態となるんでステロイドホルモンが出なくなってしまった結果、皮膚の炎症がなかなかひかない原因となります。
ですから、自律神経系の乱れを整えることがアトピー性皮膚炎の治療には大切なのです。
まとめ
アトピー症状があることが最大のストレス。
そのアトピー症状を抑えるためには自律神経系を整えることがなによりも大切ですよ。




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アトピー性皮膚炎
2018年12月5日
産まれてすぐアトピーを発症し大人になり再発 【大阪市、アトピー専門治療、中川治療室】
大阪市西区のアトピー治療専門 中川治療室の中川 展志です。
今日は産まれてすぐアトピーを発症。ステロイドや漢方、食事療法などさまざまな療法を試すも思うような効果が得られず、社会人になってさらに悪化してしまったS様の症例報告です。
鈴木さん(仮名)が初めて来院されたのは2017年の11月。
たまたまスマホを見ていて「私と同じ体験をして、ここならアトピーを治せるかもしれない」と期待され来院されました。
お仕事はシステムエンジニアさんで、朝早くから夜遅くまでハードな毎日を過ごされています。
食事も不規則になりがちで、ご自身でもアレルギー食を参考に料理をされています。
初回の写真 ↓


アトピーの症状は産まれてすぐにあり、顔ほほやひたいでていました。
皮膚科でステロイドや保湿剤、漢方などで治療を行っていて良くなったり、悪くなったりをくり返しているうちに、小学校5年の頃には少し乾燥してかゆいな程度まで改善していました。
その後、酷いアトピー症状が出ることはありませんでした。
でも、2017年5月に現在の仕事をすることとなり、仕事は忙しく、生活のリズム、環境は大きく変わりました。
食事は外食が多くなり、仕事のストレスから甘い物を食べることが多くなり、睡眠時間も減ってきました。
そして、2017年9月末に急にひたいとアゴの下にかゆみと湿疹が出て、近くの皮膚科に通いアトピー性皮膚炎と診断されました。
当院へ来院する前の2か月間は塗り薬と抗アレルギー剤を使っていて、2017年の11月に来院することとなりました。
お体の状態
鈴木さんにアトピー症状以外のお体の状態をお聞きすると・・・
眠れない:寝ようと布団に入るとジワジワとかゆみが出てきて掻いてしまうし、寝つけない。朝の4時頃に眠たくなって寝てしまう
手足が冷たい:夏でも冷たくて、温めても直ぐに冷えてしまう
便秘:ひどいときは5日に1回で、それもスッキリしない
肩こり、首こり:凝っているのが当り前で、美容院に行っていつも「すごく肩、硬いですね」っていわれる
精神的に不安定:ちょっとしたことで落ち込んだり、不安感におそわれる
甘い物が欲しくなる:3食以外に常にお菓子類を食べている
不思議なことに日中はまったくといっていいほどかゆみがなく、仕事が終わって帰る準備をしている時や自宅に帰ってきていつも座っているソファに座るとかゆみが出てくる。
中川の考察
仕事でのストレスと生活リズムの変化によるストレス。
鈴木さんのアトピーが大人になって再発した原因はおそらく、仕事でのストレス、生活リズムの変化によるストレスが合わさって起こってしまったと考えられます。
一度はほぼ完治していたアトピーの再発。その絶望感とかゆみの不快感。
この痒みは治まるのだろうか?と想像するだけで、体にとっても、心にとっても相当なストレスです。
そして、アトピーこそ最大のストレスです。
ストレスは自律神経の神経系が興奮状態に陥ります。
すると、皮膚刺激の過剰感応が起こります。
自律神経が乱れると、皮膚刺激の過剰反応が起こります。
アトピー性皮膚炎でストレス状態になると自律神経が乱れます。
すると、皮膚が小さい刺激に対して過敏に反応するようになります。
例えば、人工の風(扇風機・冷房・暖房)、虫刺され、ほこり、汗、紫外線、花粉など身近な物に過剰に反応して炎症がひどくなります。
このように小さい刺激に対して過剰に反応するので、ステロイドなどの薬で一時的に炎症を抑えても、自律神経を整えない限りアトピー特有の痒みや炎症は改善されません。
そのため、一時的に症状が回復しても、また再び悪化するという悪循環をくり返す結果となってしまいます。
自律神経を整えるためには
筋肉の緊張を緩める必要があります。鈴木さんの場合は頚部・背部を緩め、交感神経と副交感神経のバランスを整えるために脊椎と骨盤を調整する整体療法を実施していきます。
鈴木さんの場合は特に顔(ひたい・ほほ・目の周り)・頚部にアトピー症状が強く出ていたため、頭皮・頚部・肩甲骨周囲を緩めていくことを継続しつつ、自宅での柔軟体操は首と肩、胸と背中を使う体操を多く取り入れ、運動不足解消のためスクワットをしていただきました。
症状が強い箇所に適切な刺激を入れることで徐々に改善する傾向が現れてきます。
仕事が終わるのが遅く、睡眠時間が短くなってきているしアトピーの痒みのせいで眠れないのが重なってましたので寝る前の痒みの対処法を実践していただきました。
また、外食と甘い物を多く食べていて食生活も乱れていましたので、食生活の乱れは腸内環境や免疫系も乱れることをお伝えし、今の鈴木さんの体にとって必要な食品、ビタミン、食べ方などをお伝えし実践していただきました。
アトピー症状の変化
下記の画像は初めて来院されて3か月後の顔と首の状態です。
画像でもわかるように、最初に比べて皮膚の落屑、浸出液、乾燥と炎症がほぼ落ち着いているし、痒みのレベルも10→3~4まで下がってきています。
ここまで一気に症状が改善したわけではなく、最初の1か月は同じ状態でしたが2か月後から一気に回復し、痒みも改善されています。
治療3か月後↓


中川治療室には子供のアトピーから大人のアトピーでお悩みの方が大勢来院されます。
そして、今までステロイドや抗アレルギー薬、漢方薬、民間療法(鍼灸、整体)を続けてもなかなか改善せず、それでも良くなりたいと散々探した結果 当院にお越しになられます。
中にはストレスで家族に当たってしまったり、今まで溢れていた笑顔がなくなっていく。本人はもちろん、家族の苦労もたいへんなものでしょう。
ですが、アトピーは必ず治ります。
しかも、あなただけの治り方があります。例えば10人アトピーの人がいれば、10通りのアトピーの良くなる方法があります。
考えてみれば当たり前のことです。人間の構造はみな同じですが、性別も違えば、体質も体格も違う、生活習慣の違うし、生活環境も違う、経過も違えば度合いも違う。つまり、十人十色。
これまであなたのアトピー症状が改善しなかったのは、あなたに合ったタイミングであったり一つの方向からしかアプローチしてこなかったからかもしれません。
一人ひとりの症状に合った方法であればなんでもいいんです。
治療方法にこだわらない、結果、回復している。
あなたの体は、あなた自身で治しているということ。
これを自然治癒力といいます。
自然治癒力を高めることこそアトピー改善の近道といいますか、これしかありません。
無料で相談もお受けしていますので遠慮なくご連絡ください。




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アトピー性皮膚炎
2018年12月3日

寒くなるとアトピー症状が悪化します!【大阪アトピー治療専門 中川治療室】
寒くなる時期だからこそ、改めて腸について考えてみましょう。
「腸活」
という言葉を聞いたことはありますか?
「腸活」とはまさに「腸内環境を正常にして健康な体を手に入れること」
ちなみに腸内細菌の割合は「善玉菌:悪玉菌:日和見菌」が「2:1:7」の割合が理想とされています。
日和見菌というのは「善玉でも悪玉でもないけれど、その時に優勢な方の味方をします」という働き方をする菌なので、いかに日和見菌を味方につけられるかが健康な腸内環境を作る上で大切です。
では、腸内環境を整えるために具体的に何をすればいいのでしょうか。
ポイントは2つ
ポイント1
腸内環境によい菌や酵母を取ることと、
それらの菌や酵母のエサとなり腸内で菌の増殖を助けてくれる食物繊維やオリゴ糖を摂ることです。
細菌や酵母そのものは善玉菌になりますが、エサとなってくれる食物繊維が一緒にないと、実はあまり効率よく善玉菌を増やすことは出来ないのです。
まず、善玉菌になる菌や酵母を多く含む食品には、キムチ・ぬか漬け・納豆・ヨーグルト・味噌・甘酒などがあります。いわゆる発酵食品ですね。
ポイント2
そして食物繊維は野菜・果物・海藻など、オリゴ糖は豆腐などの大豆製品・バナナなどに 豊富に含まれます。
特に「水溶性食物繊維」は善玉菌の好物なので是非積極的に摂ってくださいね。
最期に1つ大切なポイントが「朝」の過ごし方
寝起きに常温のお水を飲んでまずは腸を起こしてあげましょう。
そして朝食でフルーツやヨーグルトを食べれば尚良いですね。腸内環境の改善は便通だけでなく美肌・むくみ防止・代謝UP・生活習慣病の予防など様々な面での効果も期待できます。
まとめ
是非「腸活」を始めてみてください。アトピー改善は焦らず・諦めずが最大の近道です。




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