Contents
アトピーによる精神不安と貯蔵鉄
貯蔵鉄とはフェリチンのことです。
うつ病やパニック障害などは、薬物療法が主体でしたが、今ではその治療法も少しずつ変化を見せています。
よく血液検査でみる鉄の指標はヘモグロビン値ですよね。
もしもこの数値がすくかった場合、鉄欠乏性貧血という名称がつけられ、『鉄分をしっかり補給するように』と指示を受けます。
一方、ヘモグロビン値が正常だったら『とりあえず貧血は大丈夫』とその可能性を疑われません。
これが数年前までの普通です。
しかし、今では徐々にですが『ヘモグロビン値が正常だからといった鉄分が不足していないとは言えない』という考え方が主流になりつつあります。
人間には鉄欠乏性貧血以外にも、潜在性鉄欠乏性貧血というものがあります。
これは先ほどいったフェリチン(貯蔵鉄)が不足している状態を言います。
フェリチン低下になるとどのように悪影響があるかをサクッと見てみましょう。
ここでは精神的なものをメインに解説します!
フェリチン低下⇒セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの生成低下⇒精神不安、うつ病、パニック障害
セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンはいずれも脳内3大神経伝達物質です。
その生成過程で鉄が必須となっているため、フェリチン不足になると精神不安、うつ病、パニック障害になってしまうというわけです。
ここからちょっと踏み込みます
さて、フェリチン濃度ですが、本当の理想を言えば100ng/mlが理想と言われています。この程度のフェリチン濃度があれば、特に女性は相当元気になります。
しかし、実際に女性のフェリチン濃度を計測してみると10~40ng/mlのケースが非常に多いです。
つまり女性は基本的にフェリチン不足だということです。
ちなみになのですが、女性は毎月の生理で血を失います。そのため、鉄分を失うことに慣れてしまっている部分があるのです。
そのため、フェリチン濃度が低下していてもそこまで重篤な症状はでません。
一方男性は生理がないため、鉄不足の耐性がついていません。もしも、男性が鉄不足になってしまったら50ng/mlとかでも相当症状が出てしまいます。
男性だとADHDとかそっちの方にでやすいです。
ちなみに男性にフェリチン濃度理想は200ng/ml
女性に鉄分を補給するとどのぐらいで治るのか?
実は私は大人の発達障害です。
おそらくASDです。診断は受けてませんが、簡易チェック項目はほぼ全てチェック入ります!(^^)!
自分でも発達障害の本を買って、今でも勉強しています。
一時期、仕事でうつ病っぽくなってしまい精神科にも通っていました。
抗うつ薬や眠剤も長期的に飲んでいました。
私は仕事柄、栄養との関連を知っていたので、『食事変えてみよう』と考え、そこからあれやこれやと試しながらやっていきました。
まずは血液検査を行ったら予想通りフェリチン50ng/ml。間違いなく潜在性鉄欠乏性貧血です。
そこで鉄やタンパク質、ビタミン、ミネラルをたくさん摂取して、栄養補給を開始して約半年
かなり体調が良くなって、精神的にもかなり安定し、イライラもしなくなりました。
疲れづらくもなって、ぐっすり眠れるようになりました。
もちろん精神科には通っていないですし、薬も一切飲まなくなりました。
自分に起こった変化は・・・
・完璧にこなさなくても、いいかもと思い始めた
・強い自己犠牲がなくなったこと
・肩の力が抜けたこと
精神不安やうつなどは経験上半年から1年ぐらいはかかります。
でも、変化は数カ月で出てくるので、時間が経過するごとに楽になってきますよ。
栄養が全てではありませんが、やっぱり栄養って影響がすごいっていうのが正直な感想です。
アトピーに悩んでいる方はぜひ、栄養にも目を向けてあげてください。
【下記をクリックでアトピー性皮膚炎のページへ】
↓ ↓ ↓
当院へのアクセス情報
住所 | 〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-15-7 レガーロ北堀江604 |
---|---|
予約 | 完全予約制とさせていただいております。 ※キャンセルは前日までにご連絡ください。 |
電話 | 06-6536-3982 |
入口の注意点
グーグルマップだけを見ると、入り口を間違ってしまう方が多いです。下記画像で入り口の方向をご確認いただければと思います。四ツ橋駅からの道
西大橋駅4番出口からの道
中川治療室 / 〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-15-7 レガーロ北堀江604 / 06-6536-3982
Copyright © 2024 中川治療室は四ツ橋・心斎橋の腰痛・アトピー専門の整体院 All rights Reserved. Top