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2015年05月1日
こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 展志です。
本日は、『変形性膝関節症』についてです。
昨年の夏にお墓参りにいって、階段を下りていると急に右膝に激痛が走る。
自宅に帰って温めると楽になるとおもい、お風呂につかりゆっくりと温める。
夜中に、右膝がズキズキと疼きはじめ、見てみるとかなり腫れている。
翌日に近くの整形外科でレントゲン撮影をしてみると、骨と骨のとの間が狭くなっている。
『変形性膝関節症ですね。』と診断され、その時は痛み止めと湿布と、週に2回通院してリハビリを行う。
膝の腫れは約1か月ほどで軽快したが、立ちはじめ・歩きはじめ・階段の昇り降り・朝の一歩目に痛みが走る。
その後、近くの整骨院に変え電気治療とマッサージ・ストレッチ・テーピング治療を行う。
施術後はマシになるが、翌日にはまた同じ痛みがあるので、どこかいいところはないかと探し
当院へお問い合わせくださいました。
初回は左右の膝の状態、足首の状態、股関節の状態など細かく検査で調べていきました。
左膝の可動域にくらべ、右膝の可動域は制限され軽度屈曲位で完全伸展は不可。
足首も底背屈も制限されている。 股関節は外旋制限あり。
歩いてもらうと、びっこを引くように歩き 動きが不自由・不安定でした。
さて どうしたものか(ToT)/~~~となるけど
ほんの5分ほど足を整えました。
軽く伸ばしたり、上げたりしただけ!(^^)!
受けている本人も、何をしてるんやろ・・・こんなんで治るの? オーラ 満開でした(T_T)
そんなオーラを感じながら・・・
私「一度、立ち上がってもらってもいいですか(^v^)」
患者さん 「ん? いや すんなり立てる ん?」と 「なんなんですか? これ?」
私「歩いてみてください」!(^^)!
患者さん 「スムーズに歩ける」
今まで、説明され来たのは膝が変形したから痛くなっている、だから筋肉をつけましょうやらストレッチをしましょうやらと
正直、今はやってはいけない事ばかりやらされて、逆に壊れてしまった。
変形した原因を施術しないで、膝ばかり施術しても改善する事はないのよ。
痛みがあるところを施術するのは対処療法といいますねん。
痛いところには原因はないのよ。
原因を的確に把握して、施術してくれる先生に出会えることを祈っています)^o^(
この患者さんは計6回で目標達成したのでご卒業でしたが、引き続き体調管理とメンテナンス施術で月に1回通院中です。
自分の身体のことを大切にしている人のために、さらに技を磨きつづけます。
最後まで お読みいただき ありがとうございました。
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2015年04月27日
こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 展志です。
今日は『痛キモチいい♪』について
昔、鍼灸整骨院時代
マッサージをしていて めちゃめちゃ揉んで、叩いて、押して、伸ばして
凝りを取るために より深くの筋肉を押さえるヤツを毎日 毎日 せっせとしていました。
患者さんから『あ~っ そこ痛キモチイイわぁ~♪』って
『痛い』のに『キモチがいい』って
快感ですね!(^^)!
必ず、その刺激ばかりを求めるようになります。
麻薬と一緒です。←麻薬はダメですよって 当たり前か(*_*)
痛いのに気持ちがいいんですから、やみつき 病みつきですね。
『病みつき』ですよ。
その 病みつきにはまってしまうと、なかなか抜けだせませんよね。
慢性的な肩こりに悩む30代の女性 事務職~営業へ
先月から「治りたいから」という理由で、毎日マッサージを整骨院で受けていた女性が通院しています。
今まで、マッサージばかり受けてきて肩が凝るから、肩を中心に揉み揉み、グイグイ、ギューッと伸ばす治療を受けてきて
最近では物足りないから、自分で壁の角に肩や背中をグリグリ押しつけて『痛キモチいい』を味わっていました。
このままではいけないと自分で気づき、体の根本から改善したいと当院のホームページにたどり着きました。
当院ではマッサージをしないので、「???(*_*)」不思議な顔をしていました。
本人は本気で肩こりを改善したいから、整骨院に通っているみたいで・・・
「なんで通ってるん?」って聞いたら
『痛いけど キモチがいいし 先生も毎日おいでって』って言いました。
それって『慰安治療』っ言いますねん(^v^)
「気持ちよかったらエエねん。コネコネしてや。」って鍼灸整骨院時代に言われたことを思い出したわぁ(T_T)
僕もマッサージマシンと一緒で、会話ができるマシンでご機嫌を取りながら仕事をしていました。
ホントに面白くなかったし(ToT)/~~~
慰安治療が悪いんじゃないけど
痛キモチいいを求めるのも自由やけど
本気で治したい一心で通っている人に、「毎日マッサージおいでよ」って笑顔で男前のニイチャンが言えば行くわなぁ
うらやましい限りやし。
体って、痛キモチいいが病みつきになって抜け出せないのは治療家のせいもあるけど、体を大切にしてあげるのは
自分自身の気づきも大事です。
僕の役目は体を治すのではなく、あなたの体に眠ってしまったカラダをよくする力を最大限引き出すこと。
よくする力を引き出すには、マッサージでも叩いても、伸ばしても『痛キモチいい』を味わうことではないんです。
ただ 左右対称の綺麗なカラダに戻してあげるだけ!(^^)!
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2015年04月23日
こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 展志です。
今日は、「痛みの原因」についてです。
あなたの体は何と言っていますか?
ここが痛いから、早く薬を飲んでね?
ここが痛いから、グイグイ揉んでね?
ここが痛いから、ギューッと伸ばしてね?
って言っていますか・・・
あなたの体にあらわれる痛みは、その原因を探しても そこにはありません。
痛みの原因を探ろうとレントゲン写真を撮ったり、検査を受ける人も多いでしょう。
検査を受けることを否定はしませんが、痛みの原因というのはレントゲン写真にも検査結果にも出ないことがほとんどです。
あなたはこんな経験はありませんか?
痛みが続いて病院に行き、検査を受け
「検査結果には異状はないですね。 少し様子を見ましょう。」
「痛み止めと胃薬を3日間出しときますね。 3日後にもう一度来てくださいね。」
それでは、原因はいったいどこにあるのでしょうか?
それは、あなたの今までの生活習慣、環境、感情、不安、癖。
それらが複雑に絡まって、あなたに気づいてほしくて痛みというサインで伝えているのです。
私はあなたの体に聞きます。
なぜ そこが痛いのか?
なぜ 同じところが凝るのか?
なぜ そこが痺れるのか?
そして、あなたは気づきます。
痛いところには原因がないことを。
凝っているところには原因がないことを。
痺れているところには原画ないことを。
それがわかれば、あなたの体の半分は良くなっています。
残りの半分は、あなたの努力次第です。
あなたの努力のお手伝いはします。
が、他人に任せきりではいけません。
痛みの原因は、あなた自身が作っているのだから。