寝ると腰が痛くなる理由
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2015年05月11日
こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 展志です。
GWも終わり、さぁ~ これから仕事に遊びに頑張るぞぉ~と
でも、五月病でやる気が出ないあなた!(^^)!
しかも、寝てると腰が痛くて目が覚めて 朝 起きてもスッキリしない・・・
寝るのが怖いあなた(T_T)
さて、そうすると寝具を変えたことがないですか?
最近では体を労わる寝具がたくさんあります。
低反発、ウォーターベッドなど聞いたり、使用したたことがあるんじゃないですか?
特に体の形に合わせて、形が変わる寝具は人気があるようで 当院へ来院中の方も使用していました。
でも、体の形にピタッと合う寝具は実は寝返りを妨げてしまって、体のゆがみを作っている可能性があります。
寝返りが出来ない状態で寝ると腰が痛くなるんです!
では、なぜ寝返りが出来ないとどういったことが起こるのか、また、寝返りを打つことがなぜ必要なのかをお伝えしますね。
寝返りは、同じ姿勢で寝ることで起きる血行不良を防ぎ、日中に使った筋肉の疲労を回復させる働きがあります。
私は中学2年の時に首を骨折した時 仰向きで寝た状態を2週間つづけた経験があります。
最初の3日間は寝返りが打てないから、筋肉が硬くなって痛くて何度も目が覚めました。
4日目からは圧迫され続けた仙骨が痛くなり、皮膚が剥がれるようになりました。
これを褥瘡(じょくそう)といいます。
首が安定するまで、寝返りが出来ない状態で首をけん引していたので、1週間目くらいからは筋肉が硬いのが当たり前になっていてほとんど痛みを感じなくなっていました。その間にも褥瘡が進行しないように消毒と何度も圧迫する所へクッションを入れ替えました。
細胞は圧迫されると壊れます。血液がいかないと死滅します。
そして、寝返りは筋肉をほぐす働きがあるので、安定した睡眠を得るためにとても大切な役割をもっています。
この寝返りをすることで、体液の循環を高め足に下がった血液やリンパが滞るのを防いでいるんです。
また、寝返りをすることで自然と体のゆがみを整えています。
日中にゆがんだ体を自然に矯正しているんですね。
だから、寝返りが出来ない寝具だと体のゆがみがそのままになって、肩こりや腰痛などの症状が起こりやすくなってしまいます。
寝返りが打てない状態で寝ていると、症状が酷くなって、今度は痛みで寝返りが打てなくなってしまいます。
そうすると寝るのが怖くて、リラックスして寝れないから筋肉の疲労がとれず 朝 スッキリと起きれないのです。
いつまでも続く腰痛でお悩みのあなたへ・・・
何度もマッサージに行っても改善しない腰痛は寝返りがうてない寝具と体のゆがみが原因かもしれません。
一度、寝ている布団は柔らかすぎないか確認しましょう。そして、ゆがみをしっかりと整えることのできる整体院へ行きましょう!(^^)!



