アトピー予防法:プロアクティブ療法
最近、皮膚科の間で主流となりつつある「アトピー予防法」のプロアクティブ療法について!
簡単に言えば、ステロイド剤治療は「リアクティブ療法」、症状が落ち着いた状態でもステロイド剤を塗って炎症を抑え続けることを「プロアクティブ療法」と言います
確かに、痒みによる「掻き壊し」は、皮膚のバリア機能を低下させる大きな要因です。
なので「掻き壊し」を事前に防ぐために、痒みにつながる炎症を抑える続けるという方法自体は理にかなっている部分はあります。
ですが、そこには前提条件があります。
その前提条件とは「ステロイド剤は長期使用しても体にマイナスの影響を与えない」というものです。
基本的に、初発のアトピー性皮膚炎は「軽症」であることがほとんどです。
アトピー性皮膚炎患者は、日本では800万人程度と推計されていて、その中で継続した治療を必要とする中程度以上の患者は1~2割と考えられています。
つまり軽度のアトピーの場合はステロイドの治療で「完治・寛解」した状態まで持っていけます。
問題は、中程度以上の1~2割の方です。
中程度のアトピー性皮膚炎の場合、原因も悪化要因も、アレルゲンだけではなく皮膚自体の機能的な部分が主に関わっている状況です。
中程度の方にプロアクティブ療法を行うことは、確かに「掻き壊し」というバリア機能を落とす要因は防ぐことができます。
ですが、プロアクティブ療法として使い続けるステロイドが、アトピー性皮膚炎を悪化させる、あるいは再発の引き金となる場合があります。
おそらくアトピー性皮膚炎の悪化や再発に対して、医師は『単にアトピー性皮膚炎の炎症が悪化しただけであって、ステロイドは関係ない』というと思います。
実際、ここ数年でプロアクティブ療法を続けてきた方からのアトピー症状悪化のご相談をよく受けます。
ステロイドを使用してもアトピー症状が改善しない場合は、遠慮なく中川治療室へご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
当院へのアクセス情報
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電話 | 06-6536-3982 |
入口の注意点
グーグルマップだけを見ると、入り口を間違ってしまう方が多いです。下記画像で入り口の方向をご確認いただければと思います。四ツ橋駅からの道
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