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2015年08月4日
こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 ひろしです。
頭痛・フワフワ感・不眠・イライラ・不安感・慢性腰痛・慢性肩こり
これだけの症状があれば、まず近くの病院を受診して診断を受けるところでしょうか?
色々な検査をして、それなりの診断名がつけば安心?となりますが、「異常なし」の診断がつき
「とりあえずお薬をだしときますね。」と。
今度は神経科・脳神経外科・耳鼻科・・・というふうに「ドクターショッピング」をされている方も珍しくありません。
そしてどの科でも結果は「異常なし」
レントゲン・血液検査・脳波・MRIなどの検査をしても健康そのもので安心なはずなのに、本人にしてみれば「症状があるから何とかしてほしい」と結局は対症療法的に痛み止め・ビタミン剤・睡眠薬・安定剤などを処方されます。
病名は「自律神経失調症」・「不定愁訴症候群」・「うつ病」など、あなたが納得しやすい病名で決着です。
そして、原因はというと「ストレス」という最近よく使われている言葉です。
確かに、ストレスは自律神経の交感神経(活動神経)を興奮させ、内臓やホルモンのバランスを崩したり、筋肉を固くさせたりと不具合を起こすので、ストレスが原因で正解です。
ストレスって、好きなことしている時や趣味に没頭しているときは体のどこかが痛む、ということはなくても、嫌なことがあったり、不安なことが起こったりすると、ちょっとしたことで普段は何ともないことが気になりだしたり電気が走るような痛みが出ることがあります。
しかし、どういうことに対して自分がストレスが感じるのかは本人しかわからないし、それを解決しないとストレスから逃げることはできないから、それぞれの症状に対して治療をしていくしかありません。
一つの症状が解決すれば、次の症状が待っていますからいつまで続くのかと不安な気持ちになります。
それが、さらにストレスとなり、悪循環をしてしまいます。
それでは、上記の症状を改善するためにどうすればいいのか?
体のゆがみを整え、左右対称の形に戻せばいいんです。
人間の体は左右対称の構造をしています。
その左右対称の構造の中に臓器を納めています。
体がゆがんで左右対称の形が崩れると内臓も正常な位置にはありません。
自律神経系も脊柱の中を走っているから体がゆがむと正常な機能が働かなくなります。
だから、ココだけを治せばよくなるというものでは決してありません。
カラダ全体をしっかりと整えなければダメです。
「怒り」 「不安」 「悲しみ」から解放するお手伝いをします。
目標は「楽しい」 「嬉しい」 「スッキリ」です。
諦めることなく治療を続けましょう!(^^)!
薬に頼ることのないカラダになりましょう。
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2015年07月23日
こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 ひろしです。
本日は『坐骨神経痛の本当のこと』についてです。
坐骨神経痛というものを勘違いされている方がけっこう多いようですね。
神経に沿って、腰からお尻、太ももからふくらはぎにかけての鈍痛・疼き・シビレたりするのを昔っから
「坐骨神経痛」と呼んでいます。
神経自体が痛みを出していると解釈されている方がおいでですが、これは間違いです!(^^)!
神経は「痛みを出す」のではなくて、「痛みを脳へ伝達・伝える」のが神経です。
神経の正確な伝導路は、神経の末端部にあるセンサー(侵害受容器・自由神経終末)が損傷部から放出された痛み物質に反応します。
すると、そこに痛み信号が発生します。それが、電気信号となって、神経から神経へと伝えられ、最後に大脳の感覚野へ到達します。
そこで初めて「痛み」と判断されます。
この、末梢から中枢への痛みの経路が「感覚神経」です。
必ず「末梢(遠くから)、中枢(近く)へ」です。
これとは逆に、中枢(脳・脊髄)から末梢の筋肉などに命令を伝えて手足を動かす神経を「運動神経」といいます。
これらの「感覚神経」と「運動神経」の情報の伝達方向はいかなることがあっても変わりません。
あなたが生まれてから死ぬまで変わることはありません。
しかし、病院での診察室では、この生理学の常識が変わります。
腕や足に「シビレ」や「痛み」があり、レントゲン・MRI・CTなどの画像に神経を圧迫された場所があると、待っていましたと言わんばかりに、「この部分でヘルニアがって神経が圧迫されているからシビレや痛みが起きているんですよ。」と、過去から現在まで当たり前のように聞く言葉ですが・・・
不思議だと思いませんか?
この言葉がどういうことかというと、背骨で神経が圧迫された結果、そこで感覚神経が反応してお尻や太もも、ふくらはぎの方向へ向かい痛み刺激が伝わり、そこでお尻や太もも、ふくらはぎに分布している侵害受容器を刺激させ、さらに今度は脳へと痛み刺激が方向を変えて伝えているということです。
背骨で感覚神経を圧迫されているのに、お尻や太もも、ふくらはぎに激痛が出るの?
まさかの感覚神経の逆走が発生?
こんな摩訶不思議な現象が診察室の中で起こっている(>_<)
先ほど述べたように、感覚神経は末端の侵害受容器が痛み物質によって電気信号を発生させます。
神経線維自体は途中で刺激されると両方向に電気信号を伝えますが、神経~次の神経へは一方向性伝達です。
逆走はしません。
そこで、シビレや痛みの原因は?ですが
血管炎や神経炎、癌などの病気がありますが、腰痛の人に限って頻繁に発生するはずはありません。
あとは、筋肉と関節、筋膜、皮膚の問題です。
人体の生理学に従った考え方をすると、筋肉などの傷がついた場所から痛み物質が放出され侵害受容器が反応して、正確な経路で痛み信号が脳へ伝わり「脳が痛み」と判断します。
しかし、今でもこれほど多くの患者さんが「神経がヘルニアで圧迫されているから痛いですよ」との医者の言葉は何の疑いも無く簡単に信じてしまうのは、「痛みが酷くて怖い」「痛みが長く続いている」「この痛みは何かとても悪いことが体で起こっているんだ」「まさか・・・一生治らないかも」と思い込んでいるからでしょう。
そこへ、医者の威厳が加われば「あ~ヘルニアですか。何となくそんな感じがしていたんです。」と誰しもがお医者様の言うことは信頼します。
確かに、筋肉が問題ならば、アイシングやストレッチ、湿布でもおけば簡単に治ると思われがちですが、実際はそうは簡単にはいきません。
筋肉は交感神経の影響を受けるので、痛みというストレスでも筋肉はさらに固くなり、痛みを出します。
いつまでも続く痛み・原因がないと言われたが痛いから不安・仕事にも影響がでてイライラするなどでも交感神経が興奮するから、悪循環が生まれます。
痛みが長期(1か月~6か月程度)になると、今度は脳が「痛みの状態」を記憶します。
「痛みがあるのが通常の状態だ」と判断します。
ですから、いくらマッサージを受けて固くなった筋肉をほぐしても、同じ状態に戻ってしまうんです。
よく、神経痛は何年もしないと良くならないとか何度もくり返すとか聞きますが、初期の段階でしっかりと体を整えるとそういうことはありません。
安静や動作制限、運動の中止などは痛みが強い場合はしかたないですが・・・
我慢できない痛みを通りすぎたら、適切な運動・体操を行った方がよっぽど体には良いです。
説明を真に受け、長期間の安静を行った結果、余計に筋肉をこわばらせてしまい、痛みが無くなったころには歩くことができない位に足や腰の筋肉が弱ったなんて嫌ですもんね。
なかなか、勇気がいることだと思いますが、一度は疑ってみるのもいいかもしれませんよ。
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2015年07月17日
こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 ひろしです。
本日は「坐骨神経痛」でお悩みの50代 男性の症例報告です。
坐骨神経痛で苦しむ多くの患者さんは、最初は病院や整骨院へ通院することが多い。
病院では画像診断をして原因を特定しようとする。
そして、腰の骨に異常がない場合は坐骨神経痛と診断され、痛み止めの薬と湿布の処方が行われる。
骨に異常がある場合は、МRIかCTを行い椎間板ヘルニアか脊柱管狭窄症という確定診断が行われる。
あまりにも痛みが強い場合は、その痛みを早くどうにかしたいからと安易に手術を選択する患者さんもとても多い。
でも、今の痛みは本当にヘルニアや狭窄症で痛みがあるのか?と多くの患者さんは疑うことない。
だから改善出来ない患者さんが多いのが実情です。
ここでひとつ例を挙げてみましょう。
当院の患者さんで10年前に病院で椎間板ヘルニアと言われて腰や足が痛かったんだよね。
でも、しばらくすると治まってきたから、治ったと思う。
今回は5日前から久しぶりにあの時と同じような痛みが出てきたから怖くなって・・・っと
じゃあ、またヘルニアになったの? ちがう所にヘルニアができたの?
「なにをした時に痛みがでてきたのか?」と聞いてみると。
朝起きた時に、腰が痛くて、夕方頃には痛みが我慢できなくなってきた。
そして、病院に行ったらヘルニアからくる腰痛と坐骨神経痛と言われました。
ちょっと、待ってください。冷静に考えてみてください。
10年前にヘルニアと診断される。→しばらくすると調子が良くなる。→10年後にヘルニアが出てくる。
10年前のヘルニアは引っ込んでいるのか? そして、何もしていないのに5日前からヘルニアがでてきたのか?
そこまで、人間の身体は弱くありません。
画像診断でヘルニアと診断されると怖い気持ちもわかります。しかも、痛みが強い場合はとても不安なことでしょう。
ですから、なぜヘルニアになったのか?を考えることが大事です。
当院では『ヘルニアになった原因』に対して適切な施術を行うので、しっかりと結果がでます。
ただ、あなたが改善しないのは決してあなたが悪いわけではありません。
しっかりと原因に治療ができていなかっただけです。
ただし、治療さえ受けていれば改善するやろとお考えではないですか?
2、3回で改善しなかったらあかんわ・・・と思ってやめていませんか?
少なくとも、当院へ来院される方は、そんな簡単には諦めません。
本気で良くなりたい人ばかりだから。
私も本気で真剣に施術をさせていただいています。
ただ今、良くなればいいや・・・
お金を払ってるんやから治してよ・・・
めんどくさい・・・
とお考えであれば、当院へは来ないでください。
本当に困っている人、本気で良くなりたい人だけを診たいのです。
守口市からわざわざ1時間もかけて、当院へ通われている患者さん。
現在、4回目の治療を終わりました。
初回は、痛みがヒドイくびっこを引きながらお越しでした。
しっかりと体を検査し、原因にアプローチすることで、ベッドから起き上がる際・歩きはじめの痛みは半減していました。
適切なセルフケアをアドバイスさせていただき、1回目は終了です。
次回は2日後に来院。
夜も疼いて眠れなかったのが、1回目の施術後は眠れました。
ベッドから起き始め、20分くらいは痛みがあったけど、当院へ来るまでの道中は休むことなく歩けました。
とかなり良い反応です。
前回と同様に、体を検査して、施術開始です。
初回はうつ伏せになると痛みが増してきたけど、今回はスムーズにできました。
かなり、回復力が高まっている証拠です。
施術が終わり、再検査をして様子を聞きました。
ジンジンする痛みは、あと2割ぐらい残っているけど、動きがスムーズです。
次は、3日後の来院です。
2回目の施術後、寝ている時に痛みがでて目が覚めたけど、正しい寝かたを教えてもらっていたので
その寝方を実践すると痛みが消えて眠れました。
さて、他の治療院ではあなたに適切な寝方や歩き方、座り方、ストレッチを指導されたことがありますか?
朝の痛みもほぼ無くて、安心できます。
今回も、検査をしてから施術の開始です。
手足の動きもスムーズになり、筋肉の緊張も大分とれてきました。
しっかりと回復力が上がっていますね。
次回は3日後に来院です。
前回後、痛みやジンジンする疼く様な痛みなく、こんな回数で結果が出たのは本当にありがたいです。
今回も、検査をしてから施術の開始です。
首、肩関節、肩甲骨、股関節の可動域の制限もなく綺麗に動いています。
楽に動かせるから、負担もかからない。
これが、本当の体です。 『楽に動かせます。!(^^)!』
これからは、今の症状が出ないように体を整ていきます。