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急な腰の痛みを感じた時に絶対にやってはいけない3つのこと
急に腰に激痛が走って、
やばい! ぎっくり腰かな・・・。
でも、仕事を休めなかったり、休日だったりですぐに病院に行けない時ってありますよね。
そんな時についついやってしまいがちな自己流の対処法ですが
その中にも間違っていることが多々あります。
下手にやってしまうと、痛みが悪化して動けなくなってしまったり、何とか病院に行ったとしても、思いのほか治療に時間がかかってしまうことがあります。
ここでは、急な腰痛の際のやってはいけない対処法をお伝えしていきたいと思います。
1、急な腰の痛みを感じた時に絶対やってはいけない3つのこと
【ぎっくり腰の時に温めるは×】
慢性的に痛い時にカイロを貼ったり、お風呂やサウナなどでしっかり温めれば治ると思いがちですが、急な腰痛の時は逆効果です。
急な腰痛の時は、腰の筋肉や靭帯などが傷だらけになって炎症といって火事を起こしている状態です。
炎症を起こしている部分をさらに温めるということは、更に炎症をひどくさせています。
例えば、打撲をしている所って冷やしますよね。
なので、急な腰痛の際にはしっかりと冷やしてあげましょう。
よく、最初はお風呂で温めたらよくなったけど、出てきて体が冷えたら痛みが戻った、
なんていうことを聞きますが、それは冷えたからではなく、温めたから悪化したと考えてください。
急な痛みの際にはとにかくしっかり冷やしてくださいね。
実は・・・
ぎっくり腰でも温めた方が良い場合もあります。
温めて、自然治癒力を高め、自分の体は自分で治す力を利用すると
カラダに負担をかけずに、痛めた部分を早期に改善できることができます。
ただ、温めると血液循環が良くなるので、痛み物質が沢山出ます。
そうすると、痛みが多少増してきてしまうんです。
なので、痛みという症状を少しでも取りたい場合はアイシングです。
【もみほぐして治そうとするは×】
慢性的な腰痛を抱えている人に多いですが、痛む部分をもみほぐしたり、マッサージ機にかかったりして何とか治そうとする人がいます。
これはダメです。
筋肉が炎症を起こして硬くなっているのに、その部分にさらに強い刺激を加えたら、筋肉はさらに傷ついてしまって治るのに時間がかなりかかってしまいます。
特に、ぎっくり腰のような急激な腰痛を感じた場合は、あれこれせず、動ける範囲で動くか横向きで両膝を曲げて安静にすること。
まずはこれに専念しましょう。
【治すつもりでストレッチなどをするは×】
普段からストレッチをするということは、とてもいいことです。
でも、明らかに痛むのに腰を伸ばしたり曲げたりすることで改善しようとするのは危険です。
先述したとおり、腰の筋肉を痛めているのですから、その部分を伸ばすということはさらに傷が大きくなっていきます。
急な痛みを感じたときには、無理なストレッチは禁物です。
2、急な腰の痛みを感じてから病院に行くまでに注意しておくこと
【日頃から腰の負担を軽減する方法】
ぎっくり腰は急になりますが、多くの場合は普段からの疲労の蓄積が原因で起こるものです。
なので常日頃から、疲労が溜まらない休み方を知っておくのも予防になります。
デスクワークが多い人は正しく座ること
椅子には深く座って、背もたれにもたれる。
リクライニングする背もたれには背中にクッションなどを入れて調節しましょう。
パソコンのキーボードは手前に引いて、肘が90°ぐらいになるようにしましょう。
中腰はなるべくしない
何か物を取る際は、膝を曲げてお尻を落とす。
腰からは曲げないでください。
カバンや荷物を持つ手は
どちらか一方で持つと腰に疲労が溜まります。
なので、左右交互にカバンや荷物は持ってくださいね。
【お酒を控えましょう】
腰痛に飲酒は関係あるの? と思う人もいるでしょうが、急な腰痛やぎっくり腰は、筋肉が炎症を起こしている状態です。
傷がついているのにお酒を飲むとさらに血行が促進され、炎症がひどくなってしまいます。
また、アルコールのせいで痛みを感じなくなって、ついつい動いてしまって悪化させることもあります。
病院に行くまでは、飲みたいのもわかりますが飲酒は控える方が賢明です。
【長風呂禁止】
ぎっくり腰は温めてはいけない、というお話をしたと思います。
長くお風呂につかるとどうしても腰が温まってしまいます。
そうすると痛みが増しますし、血行が促進されて筋肉の出血がひどくなりますので、
病院に行くまではシャワー等でさっと済ませ、その後には痛む部分を保冷剤や氷嚢などで冷やすようにしてください。
3、急な腰痛で病院や整体院に行く時に知っておきたいこと
【まずは病院で検査してもらう】
急に痛くなったからぎっくり腰だろうと思っていたら、実はそこには内臓疾患が隠れていたということもあります。
また、高齢の場合は圧迫骨折の可能性もありますので注意が必要です。
何もしてないのに起こった急な腰痛の場合はまず整形外科などで診察し、骨や内臓等に異常がないか検査をしましょう。
骨や内臓に異常がないと分かれば治療院、整体、接骨院、整骨院などで治療をしてもらえばいいです。
ただ、最近では手荒なことをされて症状が悪化してしまったなんてトラブルも多くなっていますので、あなたと同じ症状で悩んでいた方の声や腰痛を専門としている治療院を選ぶことが改善への近道になります。
4、そのうち良くなるだろうと腰の痛みを放置してしまうと
【腰の痛みが再発しやすくなる】
炎症が治まって痛みが引けばもう治ったと思ってしまいがちですが
筋肉はまだ固まった状態で、いつ痛みが出てもおかしくない状態です。
筋肉の柔軟性が戻ってないので、今までは何ともないような軽い刺激でぎっくり腰になりやすくなっています。
筋肉が硬くなっていることは普段生活していて分かりづらいので、1度ぎっくり腰になってしまうと何度もくり返すと聞いたことがあるかと思います。
それは、痛みがない=治ったと勘違いして、しっかりと治していないのが原因です。
何度もくり返していくうちに、腰部椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛などといった
状態にならないようにしたいですよね。
【慢性的な腰痛になってしまう】
筋肉自体が硬くなっているため、常に血行が悪いので腰に疲労がたまりやすくなってしまいます。
特に朝起きた時に腰が重だるいと感じた時は、寝ていても腰回りの筋肉がリラックス出来てない証拠です。
また、腰が痛いのをかばうためにおかしな姿勢でいることが増えてしまい、それが原因で体にゆがみが生じてきます。
ぎっくり腰の激痛が治っても、実は根本が治ってないことがあるので
その後も完治するまで治療を続けることが大切ですね。
5、まとめ
腰に急な痛みを感じた時に絶対にしてはいけないこと3つ。
もしかしたら意外だった、ということもあるのではないでしょうか?
しかし、これはあくまでもぎっくり腰のように急に激痛を感じたときの対処法です。
慢性的な腰痛や、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛からの腰痛などはまた対処が異なりますので、この通りではありません。
急な腰の痛みに対して、やってはダメなことを知っておくだけでも早期の改善につながります。
まずは、病院で診察してもらって骨や内臓に異常がない場合は
腰痛専門としている治療院を探して、しっかりと治すこと。
そして、もう二度と同じ経験をしないように再発を予防しましょう。
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