こんにちは。
大阪市西区の鍼灸整体院 中川治療室の中川 展志です。
本日は、『皮膚バリア機能の低下を防ぐ方法』をお伝えしますね。
先ず、皮膚のバリア機能についてお話しますね。
ひとつは、体内の水分の蒸発を防ぎ、乾燥肌にならないようにする保湿機能と
もうひとつは、細菌や真菌などの異物が体内に入り込むのを防ぐ機能があります。
皮膚の角質層は角質細胞がレンガを積み上げたように並んでいて、その角質細胞の間を埋めているのが細胞間脂質と言われるもので、肌の水分を保つのに大きな働きをしています。
さらに、角質層は、化学物質や汚染物質、ダニやハウスダストなどのアレルゲン、細菌や真菌、花粉などが体内に入ってこないようにシャットアウトする機能をもっています。
アトピー性皮膚炎の人の肌は、細胞間脂質のセラミドの量が健康な人の半分以下に減少すると言われています。
さらに皮脂も少なく、角質層内部の水分が常に低下し、乾燥肌になりやすい状態です。
このセラミドの量が減少すると角質細胞どうしの隙間ができ、異物が角質層を越えて体内に侵入し、免疫が過剰に反応するので
かゆみや炎症が強くなるわけです。
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能の低下で症状が悪化するので、まず、皮膚バリア機能の低下を防ぐことが大切です。
『皮膚バリア低下を防ぐ①』
日常的に使われている界面活性剤の使用を中止することが必要です。
界面活性剤とは、油と水をなじませて、洗い落としやすくさせる物質です。
例えば、石鹸やシャンプー、ボディーソープなどの主成分である「洗剤」です。
アトピー性皮膚炎の皮膚は、皮脂の量も少なく、肌も乾燥しています。
ただでさえ皮脂が少ない肌に洗剤を使うとどうなるでしょう?
洗剤を使うと、皮膚の皮脂が洗い流されるだけでなくセラミドも流されるので、さらに皮膚バリアの低下を引き起こしてしまいますので、使用はかなり控えめか、中止する。
『皮膚バリア低下を防ぐ②』
皮膚が汗や滲出液などで汚れて、何度もお風呂に入りたいですよね。
でも、食器の油汚れがお湯で流れ落ちるように、お風呂のお湯でも皮脂は流れ落ちてしまいます。
身体の汚れは、ある程度のお湯で流すだけで十分に落ちます。
湯船に10分程度浸かれば、汚れの大半は落ちるといわれています。
お風呂に入る回数を減らし、お湯の温度も低めにして、短い時間にしましょうね。
『こすらない』
痒いから、掻いてしまうのは構わないです。ただし、爪は短く切って優しく掻いてくださいね。
また、お風呂で肌をこすると何だかとても気持ちがいいですよね。
でも、こすりすぎると皮脂と角質細胞が剥がれ落ちてしまい皮膚を余計に傷つけてします。
なので、やさしく なでるように 肌を労わってあげてくださいね。
身体の内外から整えることでアトピー症状は改善していきます。
先ずは、皮膚バリア機能の低下を防ぐことから始めましょう!(^^)!
当院へのアクセス情報
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電話 | 06-6536-3982 |
入口の注意点
グーグルマップだけを見ると、入り口を間違ってしまう方が多いです。下記画像で入り口の方向をご確認いただければと思います。四ツ橋駅からの道
西大橋駅4番出口からの道
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